2021年3月11日、東日本大震災から10年という節目を迎えました。
1万6,000人近い方が尊い命を奪われ、うち約4,600名もの方が岩手県内で亡くなられました。県内でも復興は確実に進んではいるものの、10年を経過した今でも行方不明の方や後遺症で苦しんでいる方々も多く、その影響は東北地方全体で依然重く響いているのが実情です。
我々いわてグルージャ盛岡は、この被災地のプロサッカーチームとして、スポーツを通じてこのいわてに何が出来るのかを常に模索しながら活動をすることが使命であると考えております。その一環として今シーズンより県内33自治体との連携をこれまで以上に強化し、いわての将来を担う子どもたちの成長をサッカーの観点から共に育み、郷土いわてを愛してもらうプロジェクトを立ち上げ取り組んでいく所存です。こちらにつきましては自治体の皆様、並びに各自治体に在所を構える企業・会社の方々のご協力が不可欠となりますが、いわてグルージャ盛岡がハブとなり、地域復興の一助につながるような活動に鋭意取り組んで参ります。
いよいよ今週末よりJ3リーグが開幕となります。
復興への道を一歩一歩進んでいく東北地方、この岩手県を、サッカーというスポーツを通じて各地域と密着をし、県民の皆様に多くの勇気と感動をお届けしたい。トップチーム選手・スタッフ、ならびにアカデミーコーチ・フロントスタッフが「一岩」となり、このいわての地で皆様と共に胸を張って戦って参ります。
株式会社いわてアスリートクラブ
代表取締役社長 坂本 太樹
なお、現在高知県にてキャンプ中のトップチーム選手・スタッフ、アカデミースタッフ、フロントスタッフも午後2時46分に合わせて、黙とうを捧げさせていただきました。
【トップチーム】
【㈱いわてアスリートクラブ アカデミー 大釜事務所】
【㈱アスリートクラブ 飯岡事務所】