6月11日(日)に行われました「2023明治安田生命J3リーグ第13節 vs.カマタマーレ讃岐」の松原良香監督記者会見コメントについてお知らせいたします。
我々の試合に来てくださりありがとうございました。
ゲームは非常に悔しいの一言です。
パフォーマンスも十分に出せなかったので本当に悔しいの一言です。
毎回そうなんですが岩手の気候と大きく違う点があり、湿度も高いし暑い。今まで負けたデイゲームは湿度が高く、そういう点も1つとしてあり、まずは身体が動かなかったです。
今日のゲームではカマタマーレ讃岐が後ろ3枚で動かしながらボランチ1枚おりてきて、いわてグルージャ盛岡とするとセンターバックにボールを出させて、そこから奪いに行くというところだったのですが、身体が動かなかったせいか最初の立ち上がりのところの右サイドのスライドが上手くいかず、センターバックも上手く前に押し出せず、背後を抜かれていくようなシーンがいくつかありました。
積極性というところでも相手の背後を狙っていく。
特にいわてグルージャ盛岡はこの辺りも、もっと狙いながら押し込むということで入っていきました。選手たちのアグレッシブさが非常に欠けて、縦と横のスライドがうまくできてませんでした。この辺りのところがコンディションの影響か、気候の影響なのか、それは今日のゲームで分かるよね。っていう話はチームでしてました。
暑さ対策という点も我々なりにやってきました。
最初の入りでバタバタして落ち着かず、いわてグルージャ盛岡らしくなかった。
それで最終ラインを変えました。その後から少し落ち着き始めました。ただ前半とすると、できは良くなく、よくゼロでおさえられたなというところです。
斉藤諒が悪いとかではなく一生懸命やってくれたことに感謝です。
マイボールにした時にはもっと早くボールを動かさなければならないし、もっと相手を揺さぶってフィニッシュしなければいけない。ここのところはいつものいわてグルージャ盛岡だったらクロスに対して5人くらい入れるところが入れない。
後半は動きが悪いので僕も早めに動いて桐蒼太を投入して、サイド攻撃もそうですし、活路を見出そうとしました。
決して我々がチャンスがなかったわけではないのですが、もっと奥深く入っていきたかったです。ただうまくボールを動かせずにいたので、奥深く入っていくことができませんでした。
曖昧なポジションで避けられて、そこからのミドルに行くところ、ボールホールダーに激しくいくというところは我々の課題だったので、そこに走れない戻れないところがありました。
その後は宮市剛とドウグラスオリヴェイラを入れたりしましたけど、もっと背後を狙ったりボールをおさめたりとかする部分は欲しかったです。
チャンヒョンスもコントロールがあった中でミスをしたのもいくつかあったので、代わって入った選手がやってくれないと難しいです。
ただ起用したのは僕なので、彼らを信じて僕は使いました。
それで最後こっちから勝負に出て勝ちに行こうという采配の中でのことでしたから、李栄直を変えてそこで弓削翼を使いボールを動かしたかったというのがあったのですが、何しろ最後の方は選手みんなが落ち着きがなく、あの失点をしてから時間は十分にあったのですが、前で活路を見出す選手というか、僕が上手く見れなかったというのが後半あったと思います。
チャンスはあったんですが、1本決めれば流れはガラッと変わったのかなとは思います。
今回勝って岩手に戻ろう!と意気込んできたので、そういう意味では非常に悔しい敗戦となりました。
J3は混戦ですから、ここが真価を問われるところだと思います。
なのでここからいわてグルージャ盛岡は盛り返していきたいと選手には伝えてきました。