11月4日(土)に行われました「2023明治安田生命J3リーグ第34節 vsガイナーレ鳥取戦 」の中三川哲治監督記者会見コメントについてお知らせいたします。

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前半からずっとリズムが悪く、後半の立ち上がりがちょっと良くなったかなと思いましたがまた悪くなったのかなと思います。後ろが重すぎた所があり、ハーフタイムにディフェンスラインの改善で相手のFWが引いた所にアプローチに行くように伝えました。(後半の)立ち上がりは出来ていたけど、相手のポジション変化や出入りの所でつききれなかったことがこういうゲームになった原因なのかなと思います。それと、プレーが消極的だったと思います。もっとアグレッシブにミスを恐れずにやってもらいたかったけど、ボールを大事にとか、抜かれたくないとかそういう気持ちの方がちょっと強くなり、そこも後ろに重くなる原因になったと思います。

 

 

Q．今日の結果と明日の鹿児島の結果次第では、昇格の可能性がほぼ断たれてしまいます。緊張などもこういった試合になった要因なのでしょうか。

 

選手もスタッフも今日のゲームに関しては目の前の1試合を勝ちに行くというだけでした。(チームの)雰囲気も悪くなかったので、そこは気になっていなかったと思います。しかし、消極的なプレーが多かったかなと思います。ハームタイムで修正をかけたことをやり切ることを今度は修正していかないといけないと思います。また、１点とれれば変わると思うので相手に点を取られる前に取れるよう修正していければいいと思います。

 

 

Q．取られてからの反撃では、すぐに(点を)取り返していましたがその点はいかがでしょうか。

 

最後のミーティングでもチャンスだったら恐れずに仕掛けよう、ゴールを目指そう、あとはしっかり守ろうと話してきました。前節の今治戦と比べると、気持ちが出ていなかったというか、ボールに対して厳しく行くことも無かったし、相手のゴールに向かうことも、ボールを奪うという強さもだいぶ落ちていたのかなと思います。

 

 

Q．（鳥取の増本監督の記者会見で）鳥取からすると、ボールを持たせてカウンターを狙ってきているのかな、というお話がありました。その辺りはいかがでしょうか。

 

　ボールを持たせているつもりはあまりないですが、相手の方がポゼッションや立ち位置もよかったので、ディフェンスラインも割り切っていたので、持たせてからもそのパスがミスになってカウンターに行けない。そこから取られてまた守備になっていたので、そこらへんも消極的になっていた部分があると思います。

 

 

Q．明日の鹿児島の結果次第では、昇格の可能性がほぼなくなりますが、今日時点での受け止めと、残りの試合への意気込みをお願いします。

 

明日の(鹿児島の)結果次第ですが、まだ(昇格の可能性が)残っているのであれば上を目指すのが当たり前にやらなくてはいけないことだと思っています。少しでも順位を上げて、今いる選手がまた来シーズンに残るようなプレーができればいいかなと思っています。

 

 

Q．前半はなかなか相手の可変の中でプレスがかからず押し込まれてしまいました。ここに関しては、どういった修正の指示を出されたのでしょうか。

 

前の選手は前から行きたい、後ろの選手は引いているとなると間延びしてセカンドボールが拾えなくなるのでディフェンスラインに対しては、もっとコンパクトにラインを上げて、降りてくる相手FWのボールサイドにはついていけという指示を出しました。後半の立ち上がりはそれが出来ていましたが、その後少しづつ下がってしまったのでああいった失点に繋がったと思います。

 

 

Q．ハーフタイムでドウグラスオリヴェイラ選手を下げたのはどのような意図だったのでしょうか。

 

ドウグラスを起点にすると、ロングボールが更に増えてしまい逆にセカンドボールが拾えなくなってしまっていたので、和田の足元に入れてキープさせて追い越していくことと背後も必要ということで替えました。

 

Q．チャンスもあった中で１点というのは物足りなさもあるのでしょうか。

 

後半に何本かありましたが、そこで取りきれれば結果も変わってくると思います。チャンスの時に取れると、ディフェンスラインがもっとしまっていい守備になるので、そこら辺の得点はずっと課題としてあります。ただ、和田が得点を取ってくれたことはいい材料になるのかなと思います。

 

 

Q．チームとしては前から奪いにいくのは当然あると思いますが、出来なかった場合にはどのような展開にするつもりだったのでしょうか、

 

出来ない時はディフェンスラインに下げていいが、後ろからの声がないと前は奪いに行ってしまうのでそこのコーチングは後ろに統一するようにと修正しました。