東日本大震災10年記録映画「たゆたえども沈まず」を拝見しました
2021年2月24日

このたび、テレビ岩手様のお力添えで、東日本大震災10年記録映画「たゆたえども沈まず」の試写を拝見させていただきました。試写後、トップチーム選手から感想もいただきましたので、併せてご紹介させていただきます。


■作品
たゆたえども沈まず
https://www.tvi.jp/tayutaedomo/

■制作・配給
株式会社テレビ岩手
https://www.tvi.jp/

■試写日
2021年2月22日(月)



■選手の感想
・土井康平選手 (背番号1番/GK)

「命のありがたみ、振り返らず前を向いて生きている姿が印象に残りました。

実際に被害に遭われた方にしかわからない事もあると思います。

自分も幼い頃、阪神淡路大震災で死の恐怖を味わった事がありそこから復興していく姿を間近に見てきました。そこには必ずスポーツの力がありました。

自分も今年10年目になります。

岩手県の為に節目であるこの2021年にいわてグルージャ盛岡がJ3優勝、J2昇格という結果で皆さんを元気にする事が1番の復興支援であり震災を風化させない事にも繋がると思っています。

しっかり良い準備をしてチーム一岩で戦って参りたいと思います。」



・ビスマルク選手 (背番号26番/DF)

「震災のとき、当時2年生で終業式が終わって学校から下校中でした。
この映画を観て、正直とても怖かったです。
現地の人々は今日震災が来る事が分からずに生活していて、それまで楽しかった生活が一気に逆転してしまったからです。それと同時にいつ震災が起きても逃げれる準備をすることが大切なのだと気付きました。

東日本大震災、これは決して忘れられてはいけない事です。
お亡くなりになられた方々の命が無駄ではない事を証明するためにも、私たち一人一人の震災に対しての考え方とこれからの自然災害に対する準備をより強めて行かなければなりません。
私は今生きれていることに感謝して、いわてグルージャ盛岡で東日本大震災にあった人たちのあの日奪われた笑顔を、少しでも取り戻せるようにプレーしていきたいと思っています。



・松山健太選手 (背番号19番/GK)



大地震によって被災した東北。その東北についてもっていた僕の知識はごく僅かで、映像にあった東北は僕の想像を遥かに超えるものだという事を知りました。

大切な人や大切な家、生まれ育った町、地震によりあまりにも多くのものを失った。

それでも東北の方々は、この10年間どれだけ時間が掛かっても今と向き合い強く生きていく姿が映像にはありました。

今回映像を観て、その姿を目の当たりにして、僕も今を必死に強く逞しく生きなければならないなと、僕の方が沢山の勇気や力を貰いました。

2021年に岩手の地でプロ生活をスタートさせたという事、その年が東日本大震災から10年という節目の年であるという事。これは何かの縁なのではないかと考えています。

この10年間、力強く生きてきた東北の方々に今回の映像を見てとても力を貰いました。

微力ですが、次は僕が東北の方々に少しでも勇気や元気を与える事が出来る様に今シーズン全力でプレーします!!

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