【チーム】大宮アルディージャ戦記者会見コメント
2024年10月27日

本日行われました、明治安田J3第34節「いわてグルージャ盛岡vs大宮アルディージャ」の星川敬監督記者会見コメントについてお知らせいたします。

 


 

J3優勝を決めた大宮さんにはまず「おめでとうございます」とお伝えしたいですが、優勝後というチャンスを活かせなかったことがすごく残念です。モチベーションも下がっていなかったですし、さすがマネジメントができている相手だなとやってみた感想としてありました。そういったチームに我々もなるということは目標にしていかなくてはいけないと思います。

試合としてはやはり立ち上がりです。個の質なのかなという印象でチームとしては、そこまで崩されてはいなかった印象です。左サイドで少し起点を作られてからの失点だったので、守備の強度で考えても我々としても高い選手ですがそこを剥がしてくるのはさすがだと思いました。前半は打たれたシュートも少なかった中で少ないチャンスや隙を決めてくる決定力の高さはさすがだと思いました。ただ、後半は分析通りの展開と言いますか我々が望んでいた展開にできたと思いますし、エースが下がったというよりは前半からあのような感じだったので前半から我々がしっかりやれていれば後半のような展開も望めたのかなと思います。ゴールや最後のところでPKが入らないというアンラッキーはありましたが、点数を取られないというのが勝つチームだったと思います。

 

Q.前節、サポーターに姿勢を見せられなかったと仰っていましたが、今日の試合についてはどのように感じでいますか

今日のゲームが(今シーズンの)10試合目とかだったら、拍手をもらっても良いゲームだったと思います。ただ、今は状況が状況なので、勝てなった、ポイントを取れなかったことでサポーターの皆さんが不満に思ってしまうのは仕方がないと思います。前節の0-6からのリバウンドメンタリティとしては、後半の45分は少し姿勢を見せられたと思いますし、選手もトライをしてくれたと思います。90分という単位になると難しいというか課題を感じています。失点シーンやPKに関わってしまってはいますが、ベテラン選手達がこの0-2に踏みとどまれた要因の1つなのかなと思います。

Q.監督就任の際に、目先の順位の近い相手だけではなく上位のチームにも勝っていけるようなパフォーマンスをしなくてはいけないと仰っていました。今シーズン残り4試合となりましたが、ここ数試合を振り返りどういった思いでしょうか。

守備が攻撃を上回れていないという印象です。今日の後半だけを切り取れば、もしかするとそういった部分にも通じるのではないかとも思いますが、やはり攻守一体なのでそう考えると五角形の中で守備が少し強度とか色々な面で低いのかなと思います。ただ、分析通りそこを守備で改善というよりも今日のような展開で改善していくしかないですが現時点で強豪相手に持ち堪えられていないというのが正直なところかなと思います。

Q.守備がウィークな部分で、ボールを支配して少し機会を減らすことはあったと思いますがここ数試合なかなかそういった場面が作れていないように感じます。ビルドアップで引っ掛かってショートカウンターを受けたり、そういった所の原因はどこにあると感じていますか。

今日は向こうの強度が落ちていないと考えると、前半からそれが出せていないくて0-2だから開き直って出来ていただけだと思うので。最初の入りで難しい所ですが、リスクの高い選択、岐阜戦の時にはありましたが今日はなかった。後半みたいな良さが100%出せたかというとそうではなかったので、0-0の中で出す難しさはあるのかなと思います。リスクを最小限にする時代で大宮さんはそういったサッカーで、ビルドアップで色々なパスを入れて前進してくるというよりは、前線に長いボールを入れて起点を作ってセカンドを拾ってっていう、それが2敗の原因だと思いますがそれをできる人材もいるのでそいういう相手にどうしていくかだと思います。

Q.今日はスタメン深津選手や西選手中村選手など経験のある選手を選んでいましたが、そのあたりの意図を教えてください。

怪我もあってジャッジが出来きれていない状況もあって、(前節終了から)残り5戦でサポーターの皆さんに本来は残り全て勝つと言うべき中で、大宮が一番手強い相手でした。その次を意識すると選手達のパフォーマンスをジャッジしなくてはいけないし、丁度怪我から帰ってきたタイミングだったので他の怪我人がいてベストメンバーではないですが次以降の一番勝つ可能性の高い試合でベストメンバーを組むために、という気持ちもありました。そういった意味ではチャレンジングなゲームだったと思います。

Q.次節に向けて、どのような選手でチームを作っていきたいか教えてください。

前節、サポーターの皆さんから厳しい言葉をもらって今日も勝てず、次勝たないと残留は本当に難しい状況になるので、皆さんも言ってるように勝たなくてはいけない試合で、今日の大宮さんのように優勝した次の試合でも1-2で勝ち切るよ力であったり少ないチャンスを決め切る力というのはサッカー以外のダウンとか栄養とか映像の振り返りとかに繋がっていて、我々は甘いというか、そういったプロフェッショナルとしての部分を各自が次の試合に向けて少しずつでも上げていくことについては言いました。大宮さんはそういったプロフェッショナルの集まりだと思いますし、どんな展開でもあそこが崩れないのは負けないチームなのかなと感じました。戦ってみて圧倒的に負けたという感じはしないけど、実際は負けているのでそれは小さなことですけど大きな差なのかなと思っています。

Q.立ち上がりが前節から課題なのかなと思いますが、その点はどのように捉えていますか。

入りは本意ではないですが、長いボールだったり自ゴールから遠い所でのプレーを心がけたつもりでした。大宮さんも同じように深いエリアに入れてきて、その処理の差というか、スローインになってとかポイントを作られてからの1対1の所とかグループで守った後の最後の所でクリアミスとか、1人1人のやれることが守備では少ないのかなと思います。1点目のシーンでも(水野)颯太の所だと思いますし、深津のクリアももっと大きくクリアしておけばとかは練習でもつめているつもりでしたが、どのチームの監督もですが注意しているけど難しいのかなと思います。

Q.後半は変わったとのことでしたが、どのようなことをHTにお話しされたのでしょうか。

大宮さんはああいった展開で勝ってきているので正直分析通りだということは言いました。前半はチャンスもあったけど点を入れられているし、でもやれる、というのはみんなも感じていたと思います。ボールを握ってサッカーをするということが後半出来ていたからカウンターのチャンスもあまりなかったので、我々は間違っていないということは言いました。大宮さんは圧倒的にボールを保持して攻撃をしながら相手を潰すチームではないと思うので、決めるところを決める熟練されたチームだと思うのでつけ入る隙はあったと思いますが打ち負かすまでは行けなかった。実際今日は45分では足りなくて、1失点だったらもしかしたらだけど、2点しっかり開始後にセーフティーリードを取るので。なので、指示としてはネガティブなものではなかった、逆にやれなかったことにネガティブだったので後半はやってくだい。という意味合いを伝えました。

Q.結構はめにくる感じがありましたが、この後も含めてどう剥がしていくのでしょうか。

これまではスピードしかありませんでしたが、やっとシラスとか佐藤とか前線で高い選手が怪我から復帰してきたので、はめに来ても裏返せる選手たちが戻ってきたので上手く試合に入れればあまり問題はないのかなと思います。なかなか北九州戦のような高い質のチームがはめに来て、それを剥がしにいくことは出来ていないのが現状なので、若い選手であったり怪我人が戻ってきて後半のようなプレーをスタートから出すのが課題で、今節でつけた自信を次に発揮できるかが我々のいつもの問題なのでフレッシュな感じて後半のプレーを出せるように1週間トレーニングしていきたいです。

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