【チーム】ヴァンラーレ八戸戦記者会見コメントについて
2024年9月14日

本日行われました明治安田J3第28節「いわてグルージャ盛岡vsヴァンラーレ八戸」の星川敬監督記者会見コメントについてお知らせいたします。

 


 

 

なかなか難しい心境です。自分がここへ来たのは良いサッカーをしたいからではありません。やはり、ゴールのチャンスが多い方が勝つ確率が高いと思いますが今日は、ゴールのチャンスは我々の方が多いけど少ないチャンスで入れられたゲームだったと思います。支配も我々がしていたけど、勝てない。実際こういったゲームに八戸さんは慣れているし、そういった風に勝ち点を取ってきたのがそのまま出ていたかなと。試合後に選手たちには、甘さの部分やメンタルのことを言いました。結局、ああいった攻撃をしていて守備の機会が少なくても失点をしてしまうようでは、こちらとしても手がないとうか、シーズンの最初からそういった気持ちでやってきたツケを全員が払っている、自分も含めて。本当に温かいサポーターの声援が苦しい、あれだけ言ってもらって、本当だったら「ふざけるな」って言われてもおかしくない。本当にそういった気持ちで闘っている選手が何人いるのか。今日は提示したサッカーの質へのリターンは僕にはあまりなかったかなと。ただ、シーズンは進んでいくので、八戸さんのプレッシャーをうまく外しているチームは少ないと思うので、それを出来たのはポジティブにと捉えています。まだ試合数もありますし向上しているのは目に見えてわかっているのでそれを勝ち点に結びつけるのが今日はなかなか難しかった印象です。

 

Q.良いサッカーをしに来た訳ではない、とのことでしたが攻撃の面ではゴールを取れるチャンスがこれまでと比べると非常に多かった印象があります。そのあたりの手応えはどのように感じていらっしゃいますか。

シンプルに勝ち負け関係なければ手応えはありますが、勝負が関わってくるので外に向けて発信しずらい部分ではあります。勝たなくてはいけない立場なので。ただ、今日のように少ないチャンスで入れてくるチームもありますが、多くのチャンスを作るチームの方が上にいるイメージなのでそこは1試合1試合ステップアップしているし先週の試合よりは良くなっていると思うのでそこはポジティブなのではないかと思います。

Q.選手のメンタルや甘さに言及していた部分もあります。就任して1ヶ月ほど経ちますが、そのあたりでの選手たちの変化やリバウンドのようなものは今どのように感じていらっしゃいますか。

自信はついていると思います。今日見ても、相手のプレッシャーにもびびっていなくて少し勇気を持てていたと思うので。ただ、シーズンが残り20試合30試合ある訳ではないのでどうやって勝ちに結びつけるか。そこは並行なのでなかなか難しいですが、ああいったサッカーをしていけば勝ち点を取れるチャンスは増えると思います。ただ今日は勝つべき試合だったと思うので、最後のメンタルや甘さのディテールは僕たちが指導で植え付けなくてはいけないところなので、そこはなんとかしていきたいと思います。

Q.前回のホーム戦では勇気を持つことができなかったと言う発言をしていましたが、少しずつそういったシーンは勇気を持って刺すシーンが増えたように感じますがその点はいかがでしょうか。

そこに対しての自信はみんなあるし、今日の試合に向けての手応えみたいなのもあったと思います。実際に前半は何かしらの形でかえってきていたと思いますし、自分が来てから0(得点)で終わったことはないので、シュートでのチャンスシーンがなかなかなかった中でそういったところは成長できた部分だと思います。ただ、本当にゲーム数を考えると、琉球戦のような難しい試合は勝てたのになぜ、、、とすごく感じました。

Q.後半選手を入れ替えながらより攻めに転じたいところだったと思いますが、なかなか攻めに転じられなかった要因を教えてください。

11人12人くらいの配置だったりやり方というのが16人18人にはまだ浸透していなくて、どうしてもあのスタイルを90分維持するだけの体力がなくそこの差が出たのかなと思います。ゲームスタイルが変わるのは仕方ないですが、交代選手が5人までしか使えないからには6人は90分でなくてはいけない。そうなるとその6人が90分で続けるスタミナがまだ無い。となるとやはり前半で仕留めておかないといけないゲームだったと思います。リードしていれば最後は気持ちでなんとかできたりしますが、あれだけチャンスが多くて失点はこちらがどんどん取られる展開というのは厳しいのかなって気がしました。

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