本日行われました明治安田J3第12節「いわてグルージャ盛岡vsツエーゲン金沢」の中三川哲治監督記者会見コメントについてお知らせいたします。
お疲れ様です。前半はある程度相手のやりたいことを抑えられていい感じに戦えていたのではないかなと思います。ただ、点を取れるチャンスがあったにも関わらず点が取れないまま前半が終わってしまいました。ハーフタイムに選手たちに「このまま続けましょう」と伝えましたが、相手の特徴である奪ってからの速いショートカウンターをされて、セットプレーからのセカンドボールでやられました。わかっていても回避できなかったところが原因になってくるのと、途中からメンバーを入れ替えて点を取りには行きましたがそれもうまくいかずに得点0で終わってしまいました。あと、守備のところで言えば、当たり前に色々なことをやらなくてはいけない状況で、前にかかりすぎて頭をボールが超えた所のプレスバックやセカンドボールの所とかが少しずつズレてきてしまっていたのかなと思うのでそういうところは修正していかなくてはいけないと思います。
Q.前節は0-9とかなり厳しい結果でした。今節に向けて一番修正した部分はどこでしょうか。
守備の面で言えば、前からプレスなのかブロックなのか、ラインコントロールをして相手のスペースを埋めるというところをやってきました。前半はできていたと思いますが、これが続けられれば変わってくると思うのでやり続けること。ただ、縦パスが入った時のロングボールやプレスバックに対しての対応は出来ていなかったのでまた修正していかないといけないです。
Q.勝ちが遠のいている状況ですが、今後どのように変えていきたいでしょうか。
変えていくというよりは、みんなで1つになって攻撃も守備もどうしていくのか前向きに考えながら意識を統一していかないといけないかなと思います。
Q.降格圏にもかかっていますが、現状をどう受け止めていますか。
選手には、まずは目の前の本当に1試合1試合に集中させてあげたいなと思います。
Q.このような現状の中、たくさんのサポーターの方が来てくださり選手に温かい声援を送ってくれました。その点についてはどのように感じましたか。
前節も多くのサポーターが現地に足を運んでくれて、あのような結果にも関わらず今日も大勢のサポーターが来てくれた中で勝たなくてはいけない、プロとして戦わなくてはいけない。また6日に試合はあるので、スタッフ含めて気持ちを伝えられるプレーをしたいと思います。
Q.次節の八戸戦と、天皇杯予選県決勝と続きますがこの試合に向けての意気込みを教えてください。
八戸に関しては南部ダービーで、前節の東方ダービーで福島には負けているので絶対に勝たなくてはいけない、2連敗で苦しい中ですが内容より結果を求めて戦っていきたいなと思います。天皇杯に関しては、まだ考えていなくてまずは目の前のリーグ戦に向けて次節が終わってから考えたいと思っています。
Q.対戦相手の富士大学はJ3チームの胸を借りるつもりで戦いたいと仰っていました。受け手としてはどうでしょうか。
受けるというより、自分たちもチャレンジャーとして大学生だろうが関係なく戦いたいと思います。
Q.今日の試合に向けて、得点のイメージはどのようなプランで臨んだのでしょうか。
基本的には相手のウィングバックが食い付くので、その時にサイドチェンジからクロスを上げること、相手のセンダーバックは身長が高くてヘディングも強いので引き出して壁を薄くしてからクロスを上げるイメージを持っていました。ただ、クロスの質とか最後までやり切ることができていなかったので得点が取れなかったのかなと思います。前半は何本かサイドチェンンジができて、横に伸びた時に(オタボー)ケネスとか(加々美)登生のドリブルが生きてくると思うので、こういったところで点を取っていきたいなと思います。前半何本か崩しに入ってチャンスを作りましたが、最後にシュートで終わることを徹底していきたいなと思います。
Q.中三川監督が就任されてからずっと連続失点をしないようなチームを目指していましたが、ここ2試合連続で失点を重ねてしまいました。この要因とどのように改善していくのか教えてください。
今年のチームに関してはそこがずっと課題で、若い選手やベテランの選手をうまく機能させたいと思っている中で、点を取られても大丈夫という自信がまだ身についていないので下を向いてしまって消極的なプレーになってしまっていると思います。ミスからの失点で、ミスをしないようにプレーをしてしまいまたミスをしてしまう悪循環に入ってしまっているので失点に関しては割り切ってやれせてあげたいと思っていますが、まだそれが浸透できていないので失点をしてもすぐに次のことに切り替えてやらせてあげられるようになれば変わってくると思います。