2023年12月21日に、藪中海皇選手の入団会見を実施いたしましたのでお知らせいたします。
〈代表取締役社長 秋田豊〉
こんばんは。たくさんのメディアの方々に来ていただきありがとうございます。
このたび、富士大学より藪中海皇選手の獲得を正式に発表いたします。いわてグルージャ盛岡が初めて富士大学から選手を獲得(※強化指定選手を除く)することになった経緯をお話しさせていただきます。インパクが強かったのは、総理大臣杯で優勝したという所です。また、藪中選手の真面目な所と運動量は他にはないものが見えたので、背はあまり大きくないですが強いメンタリティーと体力は十分プロとして活躍できるものを持っていると感じた為オファーを出させていただきました。将来的には、レギュラーとなっていわてグルージャ盛岡を支えていって欲しいなと思っています。
〈藪中海皇選手〉
こんばんは。2024シーズンから加入することになりました富士大学の藪中海皇です。チームの為に自分の武器を発揮しながら全力を尽くして、チームを支えられるような選手になれるように頑張りますので応援よろしくお願いいたします。
Q.藪中選手がオファーを受けた時は、いつどのようなシチュエーションだったのでしょうか。
〈藪中〉富士大学の監督からインカレ前の事前合宿の時にグルージャからオファーをいただいたと聞きました。
Q.オファーが来たと聞いてどう感じましたか。
〈藪中〉正直、まだインカレもあって、(グルージャ側とも)会って話ができていなかったので安心できない気持ちでした。自分自身もまだまだな選手なので、安心とか喜びというよりは焦りとかの方が強かったです。
Q.ご自身で(オファーを受ける)決断に至ったのはいつだったのでしょうかのでしょうか。
〈藪中〉自分の実力もわかっていたので、声をかけてくれるチームがあれば入りたいと思っていた中でグルージャからオファーがあったので、監督から言われた時にすぐに「やります」と答えました。
Q.ご自身のどんなプレーを見て欲しいですか。
〈藪中〉秋田社長が仰ったように、自分は背が小さいので、ハードワークのところや負けん気は他の人には負けないですし、チャンスを作ってチームに貢献できるように頑張るのでそこを見て欲しいです。
Q.目標とする選手はいますか。
〈藪中〉日本人だと長友(佑都)選手のように、背は小さいですけどチームの為に守備と攻撃の両方で走って、声を出せるような選手になりたいなと思います。
Q.(秋田)社長は日本を代表するDFですがそのあたりはいかがでしょうか。
〈藪中〉秋田社長には一度高校生の時にお会いしてて、ヘディングについてご指導いただいた経験があります。背が小さいですが、ヘディングでも良いプレーができるように頑張りたいと思っています。
Q.秋田社長は藪中選手にどのようなプレーを期待しますか。
〈秋田〉今現在はサイドバックをやっていますが、サイドハーフやボランチにも挑戦して欲しいなと思います。最初は戸惑うところもあると思いますが、色々なポジションをこなすことは試合に出ることや成長にも繋がると思うので是非とも2つのポジションをやりながら勝負していって欲しいなと思います。
Q.北海道から岩手の大学へ来て、岩手のチームに入ることになりましたが、岩手で活躍することへの意気込みをお願いいたします。
〈藪中〉自分が大学4年間を過ごした場所になるので、結果だったりで岩手を盛り上げてサッカーが良いスポーツだということをみんなに知って欲しいと思っています。
Q.地元の大学の選手を取ったというのは、何か意図があるのでしょうか。
〈秋田〉富士大学の全国優勝は快挙だと思っています。そういった運を持っていて、キャプテンをやっていてリーダーシップが取れる選手はなかなかJ3にはいないので、本当に楽しみにしています。
Q.いわてグルージャ盛岡のチームの印象はどうですか。
〈藪中〉セットプレーでの得点やアグレッシブにボールにプレッシャーをかけにいくところだったり、攻撃時に全員が走ってゴールへ向かうっていう所を見て、自分もこんなプレーがしたいと感じました。
Q.藪中選手にとってサッカー選手というのはどのような存在でしょうか。
〈藪中〉小中学生に夢を与えられるような存在だと思っています。自分がこういう立場になったからには、活躍して小中学生に夢を与えられるようになりたいと思います。
Q.ルーキーイヤーはどう活躍したいですか。
〈藪中〉1年目でわからないこともあると思いますが、プロの世界に入ってしまえば年齢やルーキーということは関係ないと思うので自分のできることをやっていって吸収できることは早めに吸収してチームの中心選手になれるように努力していきたいと思っています。