【チーム】新加入選手記者会見を実施しました
2018年1月19日

1月19日(金)、盛岡市内にて「2018グルージャ盛岡 新加入選手記者会見」を実施しました。

 


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■株式会社いわてアスリートクラブ 代表取締役社長 菊池賢 ご挨拶

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皆さん、こんにちは。本日はお忙しい中、お越し頂きありがとうございます。2018シーズンは菊池利三監督を迎えた2年目のシーズンとなります。また、2018シーズンは昨シーズンから約半数の選手が入れ替わりとなり、多くの新加入選手を迎えました。各選手、それぞれ非常に力のある選手たちを獲得できたと思っております。昨シーズンから所属している選手との競争が激しくできると思いますし、2018シーズンのグルージャ盛岡としてさらにパワーアップしたチームとしてシーズンを戦ってくれると思いますので、どうぞご期待頂ければと思います。

 

■2018シーズンスローガン 発表

繋

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2018シーズン、グルージャ盛岡は、「繋(つなぐ)」をスローガンとして掲げます。

地域に根ざし、活動していく上で、たくさんの繋ぐを作り上げ、大切していかなければなりません。

繋ぐとは、人と人、地域とクラブ、サポーターと選手、地域と地域、サッカーを通して、グルージャ盛岡と関わる全てを繋ぐことです。

勝利を掴み取るために、パスとパス、想いと想い、心と心をつなぎ合わせ、一岩となることこそが勝利につながっていきます。

クラブの理念であります、「岩手を元気に」、「子どもたちに夢を」の精神を忘れずに、次世代へ想いをつなぎ、岩手一岩を実現すべく、「繋(つなぐ)」に想いを込めました。

 

■グルージャ盛岡 菊池利三監督 ご挨拶

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こんにちは。まずは今シーズンもよろしくお願いいたします。私が今シーズンで監督として2年目を迎えさせて頂けるということで、クラブにこういったチャンスを頂けて大変ありがたく思っております。昨シーズンは就任初年度ということでどれだけ自分ができるのかというチャレンジの年ではありましたが、結果としてリーグ戦が15位ということで、応援して下さる皆さまには期待を裏切る結果となり、大変申し訳なく思っております。2018シーズンに関してはここにいる選手たちと、昨シーズンから引き続きプレーする選手たちが切磋琢磨する環境を整えて、一戦一戦、大事に戦っていきたいと思います。私は岩手県遠野市で生まれて、この岩手県に何かしらの恩返しをするとしたら「スポーツ」というものを通じてしていくことでしかできないと思っております。昨シーズンからいる選手、今回新たにチームに加わった選手にそれぞれ自分の中に「ふるさと」というものがあると思いますが、この岩手という地でプレーする上で、さらに「岩手」というものを胸に今シーズンを戦って頂きたいと思います。チームとしては昨年度を上回る成績、29しか取れなかった勝ち点を最低でも40を目指しさらなる上積みを目標に戦っていきたいと思います。トレーニングがスタートとなる22日(月)に選手、スタッフ全体にも共有していきたいと思います。今シーズンもスタジアムに足を運んで頂いた皆さまと共に「一岩」となって、熱い試合にできるよう戦って参りますので、応援よろしくお願いいたします。


■2018シーズン強化方針説明(㈱いわてアスリートクラブ取締役強化部長 中村学)

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今シーズンも引き続き強化を担当させて頂きます、中村と申します。日頃より当クラブにご支援・ご声援賜り誠にありがとうございます。まず初めに2017シーズンが応援して下さる全ての皆さまの期待を裏切る結果となりましたことを深くお詫び申し上げます。昨シーズンの結果については私の責任でもありますが、菊池監督同様、チームを預かる命を受けられましたので、昨シーズンから所属する選手、新しく加わる選手、スタッフの想いを汲み、一つに纏め上げて2018シーズンを迎えたいと思っております。

昨シーズンは2016シーズンに掲げた「グルージャスタイル」のさらなる構築・醸成を目指し、スタートを切りました。新たに菊池監督を招聘し、目標、選手たちへの想い、あとは「スタイルを貫き通す」というのを掲げて切ったスタートではありましたが、結果あるいはそれに付随するパフォーマンスが向上しなかった結果となりました。その要因の一端として2016シーズンから所属した選手たちが2017シーズンの始動の段階でなかなか上向かなかった、発揮しきれなかったことが挙げられます。そこに関しては監督に始まりマネージャーまでTOPチームに関わるスタッフ全員が、どうすればさらに向上できるのかというのをシーズンを通じて試行錯誤を繰り返して参りました。そういったこともあり、2017シーズンはもがきながら戦っており、ここにいらっしゃる皆さま含めて試合をご覧になった方はおわかりになるかと思いますが、「グルージャとしてどういうサッカーをしたいのか」「どういう形で勝っていきたいのか」というのがなかなか見えないというのを私個人も思いましたし、そういった声を耳にしました。そういった声を指導に当たっている現場のスタッフが何を求め、何をルーティーンとしていくのか、何をブレずにやり続けるのかというのを共有し、選手に落とし込むという作業を繰り返してチームを構築していこうというのを今シーズンやり続けるために、昨日もスタッフでミーティングをしました。

今シーズンの強化方針ですが、一つは昨シーズンの過ちを繰り返さないということです。選手たちがどんな想いで、どういう風にしていきたいというのをしっかり形として表せるようなサッカーをしていこうと、ここに集った12名の新しい選手1人1人と面談をしながらですが、それぞれここでプレーする「想い」や「覚悟」というのを口にしてくれるとは思いますが、それを形にする難しさ、継続する難しさというのを身を持って感じて欲しいですし、既存の選手たちとの競争の上で継続的にピッチの上で表現して欲しいと思います。昨シーズンは2016シーズンの積み上げの上でのシーズンでしたが、はっきり申し上げますが、2017シーズンにおける積み上げはなかったと思います。積み上げの難しさ、醸成する難しさを私を含めて現場スタッフが痛感しました。なのでまた一からスタートするという覚悟は選手だけでなく我々スタッフも相当なものをもって臨みますし、他のクラブも私たち以上に補強していると思いますので、そういったクラブと相対した時にその想いや覚悟を持って挑みます。昨シーズンの不甲斐ない結果や悔しい想いというのは消すことはできないので、見ている方々が昨シーズンより「泥臭く、がむしゃらに戦っているな」というのを感じてもらった上で、勝ち点を積み上げていくという覚悟を持ってこの場におりますので、来週のトレーニング開始日から、いわきでのキャンプ、3月の開幕に向けて準備をしていきたいと思います。

 


■新加入選手自己紹介

白石智之(しらいし ともゆき)選手

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こんにちは。アスルクラロ沼津から加入しました白石智之です。このクラブに加入できたことを大変嬉しく思っております。毎年思っておりますが、1年1年人生をかけてサッカーをしにきました。このグルージャ盛岡の関わる全ての人の為に今年1年全力でプレーしますので、応援、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 

河津良一選手(かわづ りょういち)選手

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こんにちは。アスルクラロ沼津から来ました河津良一です。サッカーを続けられる環境を与えて頂いたこと、決して当たり前ではないということを感じております。チームの為にひたむきに、全力で戦います。よろしくお願いします。

 

嫁阪翔太選手(よめさか しょうた)選手

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こんにちは。ガンバ大阪から加入しました嫁阪翔太です。このチームと共に成長できるように頑張りたいと思います。

 

田中舜(たなか しゅん)選手

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こんにちは。アスルクラロ沼津から加入しました田中舜と申します。3シーズンぶりにこの盛岡に、このチームに戻って来れたことを大変嬉しく思っております。チームの中では最年長になり、色々な面で貢献できればと思っておりますので、応援よろしくお願いいたします。

 

藤沼拓夢(ふじぬま たくむ)選手

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こんにちは。大宮アルディージャから来ました藤沼拓夢です。自分のプレーをしっかり出してチームの勝利に貢献したいと思います。

 

山田陸(やまだ りく)選手

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こんにちは。大宮アルディージャから来ました山田陸です。日々、全力で頑張りますので応援よろしくお願いします。

 

江頭一輝(えがしら かずき)選手

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こんにちは。大分トリニータから来ました江頭一輝です。覚悟を持ってこの盛岡に来ることを決断したので、少しでもこの盛岡の、岩手県の力になれるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。

 

高柳昂平(たかやなぎ こうへい)選手

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こんにちは。いわきFCから来ました高柳昂平です。このたびグルージャ盛岡に加入することができ大変嬉しく思います。自分の強みは前への推進力だと思っておりますので、その強みを活かしてチームの勝利に貢献できるように頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。

 

宮市剛(みやいち つよし)選手

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こんにちは。湘南ベルマーレから来ました宮市剛です。グルージャ盛岡の為に、応援して下さるファン・サポーターの為に全力でプレーしたいと思います。よろしくお願いします。

 

稲森克尚(いなもり かつひさ)選手

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こんにちは。ガイナーレ鳥取から来ました稲森克尚です。チームに貢献できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。

 

太田賢吾(おおた けんご)選手

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こんにちは。大阪体育大学から来ました太田賢吾です。強い覚悟と熱い気持ちを持ってこの岩手に来たので、しっかりプレーで見せたいと思います。よろしくお願いします。

 

谷口海斗(たにぐち かいと)選手

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こんにちは。岐阜経済大学から来ました谷口海斗です。グルージャ盛岡の為に一つ一つ頑張りますので、応援よろしくお願いします。

 


■質疑応答

●菊池監督に聞きたい。新加入選手の顔ぶれを見て率直な感想は?

(菊池監督):やる気に満ち溢れた目つきとパワーを感じる選手たちだなと思っております。良い雰囲気をこのチームに注いでくれると期待しています。

 

●中村強化部長に聞きたい。これからまだ補強はあるのか?

(中村強化部長):ここにいる新加入選手が12名、昨シーズンから引き続きプレーする既存の選手が14名の計26名がおりますが、今シーズンは28名体制で臨もうと思っておりますので、あと2名はチームに加わる予定です。ただ、それがシーズン開幕前なのか夏のウィンドーでの加入になるのかはここでは申し上げられません。

 

●菊池監督に聞きたい。昨年の新加入選手記者会見では「全員攻撃・全員守備」というテーマがあったが、今シーズンに関してはどうか?

(菊池監督):サッカーに関しては「全員攻撃・全員守備」というのを貫いていきたいと考えております。

 

●中村強化部長に聞きたい。先ほどの話の中で「グルージャスタイルの継続」という話があったが、その点についてはどのように考えているか?

(中村強化部長):チームとしてのコンセプトというのを選手やスタッフには伝えていますが、しっかりとした立ち返る場所を作りたいと思っております。2016シーズンで言うと「徹底して足元で繋ぐ」というのを貫き通そうとシーズンを戦いました。それを積み重ねとして迎えた2017シーズンは、ウィークポイントであった「守備」「自分たちのミスからの失点」というのをどうにかして減らそうと取り組んだ1年でした。ただ、やり通そうとしてはいましたが、貫こうしたことが通用しなかったというのが突き付けられた現実でした。そこでそのままやり通すのか、それともプラスに捉えて別の方法に挑戦するのかというところでもがいたシーズンでした。なので、今シーズンは言い続けている「フェアプレー」「ハードワーク」「チャレンジ精神」という3つの柱となる部分を全選手が肝に銘じて取り組まなければならない。その中で菊池監督が掲げるチームのコンセプト、「限界値を超える」というのはトレーニングの中から競争を激しくしていくこと。限界値を超えなければ自分の技量というのは上がっていかないし、補強した他チームと対等に戦えないと思います。個人の技量であり戦術が上がっていけば、チームの技量、戦術というのは強化されていきます。もう一つは「役割と挑戦」になります。役割というのは昨年スタートした時点で24人、最終的には26人になりましたが、個人個人の役割が悪い意味ではっきりしすぎてしまった。キャプテンに頼らなくてはいけないところ、試合に出ている選手が「自分が今何をしなくてはいけないのか」「自分が何を求められているのか」というのを考えている選手が非常に乏しかったように見えました。なので、このシーズンの最初の段階で規律であったりルールを重んじながら進めていきたいなと、強化策ではないのかもしれませんが「チームとして当たり前のこと」をまずやりましょうということで、スタートしていきたいと思います。「サッカーに携わる」というよりも「アスリートとして今何をしなくてはいけないのか」というのを考えた時に、練習以外の時間に何をすべきなのか、いざピッチに立った時に自分が何をしなくてはいけないのかというのを考えながらプレーをして欲しいと思っております。昨シーズンの試合を見ていて気付いている方もいるとは思いますが、ピッチにいる選手がベンチを見ることが非常に多かった。自分でどうプレーしなくてはいけないのかがわからない、指示を待っている選手がいるというこの光景が、見ている方が気持ち良いものなのか、応援して下さる方々が「この選手たちは本気で勝つ気があるのか」と感じた部分があるかと思います。それは選手たちだけの責任ではないですし、指導している私たちの責任でもあります。一つ一つの意義を根底に置き、共通理解として認識した上でレベルアップしていきたいと思います。

 

●新加入選手に聞きたい。ニックネームとこのクラブで成し遂げたいことは?

(白石選手):「シラ」とか、下の名前の「トモユキ」で呼ばれています。個人的な話になりますが、2年前のいわて国体に出場して優勝できたので、岩手には思い入れがあって、また戻って来れたなという印象があります。なので、このチームに加入することが出来て、サッカーをする環境を与えて頂いたので、それを地域の皆さまに愛されるような選手になりたいと思います。

(河津選手):下の名前の「リョウイチ」か苗字で呼んで頂ければと思います。成し遂げたいことですが、監督が先ほど「勝ち点40」というのを仰っていましたが、勝負事なのでやるからにはJ3優勝を目指してやりたいと思っています。

(嫁阪選手):「ヨメ」って呼ばれています。僕はこの盛岡を東北、全国でもっと有名なクラブにしたいと思いますので、まずはスタジアムを満員にできるようにしたいと思います。

(田中選手):私は下の名前で「シュン」と呼ばれています。もしくは「タナシュン」と呼ばれることもあります。昨年、アスルクラロ沼津の選手として盛岡に戻ってきた時にサポーターの方に温かく迎えて頂き非常に嬉しかったです。なので、その方々の為に一つでも多く勝利を届けられればと思っております。また自分自身守備の選手なので、失点を少なくする1試合平均1.0を切るくらいじゃないと上位に食い込めないと思うので、その部分で貢献できればと思います。

(藤沼選手):下の名前の「タクム」って呼んでもらえると嬉しいです。成し遂げたいことは得点を取りにここに来たと思っているので、とにかく得点を取りたいと思います。

(山田選手):僕も下の名前で「リク」と呼んで欲しいです。小さい時からずっと1位になれず2位止まりだったので、J3優勝というのをここで成し遂げたいと思います。

(江頭選手):僕は「エガ」だったり「エガちゃん」って呼ばれています。まずはチーム内競争で勝ってスタメンを勝ち取って少しでもこのチームの力になれればと思います。

(高柳選手):自分は「ヤナギ」って呼ばれていました。ポジションはFWなので当然点を取ることにこだわっていきたいですし、点を取れればチームの勝利に貢献できると思うので、そこにこだわってやっていきたいなと思います。

(宮市選手):僕は「ツヨシ」か「ミヤイチ」と呼ばれています。僕もFWなので、盛岡の為にゴールやゴールに絡むプレーで貢献したいと思います。

(稲森選手):僕は「イナ」って呼ばれています。ポジションがDFなので、しっかりと身体を張って失点を減らしていけるように頑張りたいと思います。

(太田選手):僕は下の名前の「ケンゴ」って呼んでもらえると嬉しいです。成し遂げたいことはやっぱりJ3で優勝するということと、天皇杯で上位に入っていきたいと思っています。

(谷口選手):下の名前で「カイト」って呼ばれています。FWというポジションなので、得点を取ってチームの勝利に貢献したいと思います。

 

●菊池監督に聞きたい。今回加入した選手が非常に若い選手が多いが、そういった選手に期待したいことは?

(菊池監督):若い選手が多いというのはチームにとって非常に良いことだと思います。下からの突き上げがない組織は大きくなっていかないと思うので、どの分野でもそうだと思いますが、年齢が上の選手ほど経験値が上積みされるという良い部分がありますが、世界のサッカーでは19歳、20歳の選手がトップデビューするというのが常識となっていますので、そういう意味では田中選手は経験豊富ですが、それ以外の選手たちは選手として成熟していて欲しいと捉えているので、若さの部分でエネルギーを発揮して欲しいですし、チームに還元して欲しいと思います。

 

●田中選手に聞きたい。3シーズンぶりに復帰ということで、グルージャのファンの印象と見せたいプレーは?

(田中選手):他のクラブに比べると、本当にまだまだ人数は少ないのかもしれませんが、一人一人の方が熱い想いを持って支えて下さる方ばかりなので、ピッチでプレーしていても非常に力になります。僕自身、派手なプレーが出来るわけではなので、最後まで集中して身体を張って走り続けるので、その姿を見て頂きたいと思います。

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