4月3日（土）に行われました「2021明治安田生命J3リーグ第4節 vs FC今治」戦の秋田監督インタビューコメントについてお知らせいたします。

＜秋田監督コメント＞
今日もたくさんのサポーターの方々に来ていただきありがとうございます。多くの応援があり、今日の試合ができました。
内容的には悪くなかったが、なかなか点が取れない状況の中でも粘り強く戦ってくれた。失点しても諦めずに戦い、2回リードされてもしっかりと追いつき、勝ち越すメンタリティを見せてくれた。
非常に価値のある試合・勝利だった。


■「後半残り10分から集中力が一段と高くなった印象があるが、どういう要因があるか？」
キャンプ中から準備をしていた。途中出場した選手がチームに勢いを与えてくれて、得点意欲や運動量の面でプラスアルファを出してくれた。
武田選手もこれまで能力はあるが、けがでなかなか結果が出せなかった。今日の試合では最後にコーナーキックをもらうシュートにも絡んでくれて、武田選手にとっても良かったと思う。


■「前半風下の影響もありボールがゴール前に集まらず、じりじりした展開となったが？」
前半押し込んでコーナーキックを取ったり、良い形でボールを奪いカウンターを仕掛けた場面が2回あった。相手は守備が固いチームで、得点を取ることが難しいチームだと感じていたので、何度も前半から仕掛けることができたのは非常に価値があった。


■「暫定首位に立ったが、今後に向けて意気込みを聞かせてください。」
首位に立っていることは今現在考えていない。最終的に1位であることが私たちの目標でありタスク。
1試合1試合、目の前の試合で結果を出していくことが重要。長いビジョンの中で、できたことは継続しプラスアルファを出していく、できなかったことは修正をしていく。この繰り返しを1年間行っていきたい。


■「途中出場した選手がパワーを見せてくれた。采配や選手の頑張りについて。」
今シーズンに関して、前線の選手の運動量が多くスプリント回数が多い。途中出場した選手もサブの位置付けでは考えていない。トレーニングの中で、どの選手が入っても同じクオリティが出せる、それ以上の色を出せるように準備をしてきた。


■「試合が終わった後、万来の拍手があった。改めてホーム初勝利のお気持ちは？」
昨年なかなかいわぎんスタジアムで勝つことができず、サポーターの方々が満足するゲームができなかった。
ただ、昨年の苦しい経験があって、今日のゲームの価値があると思う。苦しいところを乗り越えてきた選手たちが、非常に強いメンタリティを出してくれた。
今年震災10年を迎え、特別な思いを持って見てくれている方もいると思う。少しですが勇気を与えられるプレーができたのではと思う。


■「1点ビハインドからの逆転勝利は、チームにとって大きな自信になったのでは？」
1番大事なものは自信だと思う。練習試合でできても、本番できないのは自信がないから。自信を大きく持つために必要な、「みんなが一体感を持って戦った」ということを、今日チームみんなが感じたと思う。
ただ、一番間違っていけないのは過信をすること。
全員が前向きにトレーニングをして一体感を持って戦ったからこそ、いい結果になったことを理解することが重要。