【試合情報】あおばようちえんプレゼンツ2017明治安田生命J3リーグ第14節vs福島ユナイテッドFC 菊池監督 会見コメント
2017年6月25日

■菊池監督コメント

今日も立ち上がりの入りがすごく悪くて、水曜日の浦和戦でも立ち上がりにコーナーキックを与えるということがあったので、その点を注意しようということで、今日の試合に臨みました。いきなり最初のところで失点してしまったのですが、選手たちには慌てることはないと伝えましたし、彼らもわかっていたようでした。前半に関してはボールを追い越す作業もサイドで何度か見られました。守備のところも浦和戦でラインコントロールがかなりずれてしまっていましたし、ボールに対してプレッシャーもかかっていなかったところもまだまだ満足するものではないですが、修正が出来ていたように見えました。あとはボールを奪ってからというのがすごく良い具合にはまったのかなと思いました。とにかく勝てて良かったです。

 


【質疑応答】

■久しぶりのホームでの勝利となったが?

(菊池監督):公式戦4連敗というのは選手たちもかなり意識していたようでした。また、疲労が見えた選手に関しては何人か替えました。勝ち点3というのをかなり久しぶりにホームで観に来て下さった方々と、今日は小さな子どもたちに”勝つ”という雰囲気を味わってもらえて、サッカーの勝敗は正直よくわからないかもしれませんが、雰囲気を少しでも感じてもらえて良かったなと思いました。

 

■天皇杯・浦和戦からスタメンを3人入れ替えたが、彼らを起用した意図は?

(菊池監督):今日の試合を迎えるまで、前節のガンバ大阪U-23戦からスケジュールがかなりタイトかつ怪我人も出ているような状況でした。守田選手に関してはここ1ヶ月くらい良いコンディションを保っていたので問題ないなと、益子選手はゲームに馴染むまでに時間は掛かってしまいましたが、ボールを動かすということに関して垣根選手同様良いものを持っているので、あとは守備のところで引き過ぎて相手に良いボールを出されてしまったところもありましたが、そこを修正できればもっと良くなるかなと思いました。谷村選手はシュートやゴールに関わるという部分ですごく期待通りの活躍をしてくれたなと思います。ただ、守備の部分で相手との競り合いのなかで相手ボールになってピンチを迎えるということもあったので、そういう部分を本人が自覚できればもっと良くなると思います。

 

■谷村選手への評価は?

(菊池監督):今日の試合に関してはすごく良かったと思います。3点に関わるというのはここまでの試合で他のどの選手も出来なかったことなので、全て気の抜けない試合になりますが、次のゲームで今日と同じようなコンディション、パフォーマンスで挑んでくれればと思います。

 

■今後上位を見据えていくなかで、修正または改善したい部分は?

(菊池監督):ここまで勝ちきることが出来ず引き分けになってしまう試合が多かったので、ガンバ大阪U-23戦や浦和戦の敗戦から学んだことを活かし、今日のような試合をしっかりとモノにできたということを前向きに捉えて、さらにパワーアップして次の試合に挑みたいと思います。

 

■今シーズンここまでの試合では先に失点をするとなかなか挽回できなかった印象があるが、今日の試合との違いは?

(菊池監督):相手のリスタートが早かった分、こちらの切り替えが早かったかなと思います。ただ、置き去りにされるシーンもありましたし、ロングスローで何度も裏を取られるシーンもありましたので、そういった部分を選手たち自身が気付くことが大事かなと思います。

 

■浦和戦も含めて、ラインが高く設定されていて統率が取れていたように見えたが、そのあたりの手応えは?

(菊池監督):ホーム開幕戦の富山戦なんかは顕著にラインがガタガタで3失点してしまったので、そういった意味ではラインコントロールは修正点なのですが、相手のボールの状況と立ち位置を見て、今日は相手の飛び出しがタイミングが合わずオフサイドになっていたところもありましたが、それはこちらのラインが揃っていたという結果でもあるので、今後はそういったボールを出させないのが前提ですが、出てもしっかり対応できるように、しっかり精度を高められるように準備していきたいと思います。

 

■ボールホルダーへのアプローチがスピードと距離感ともに良く感じたが、意識してトレーニングを行なったのか?

(菊池監督):浦和戦では前半は出来ていましたが、後半に相手にかなりやられてしまいました。これは間延びしてしまうと絶対に出来ないので、ラインは上げ、中盤も押し上げるというのを選手たちが意識してくれたので、浦和戦で感じ取ったものを活かされていたように見えたので得るものは大きかったなと感じます。

 

■浦和戦から得て攻撃面で活かされたものはあるか?

(菊池監督):怖がらずにもう1個相手陣内に入っていくことや、前線に預けて終わっていたところを複数人が関わっていくこと、いかに相手よりも多く走る、球際で勝つ、このあたりはサッカーをやっていれば当然のキーワードではあるのですが、その点を今日の試合で選手たちが見せてくれたかなと思います。

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