【菊池監督 コメント】
富山の守りを崩せずカウンターを決められて、上手くいかないことが多い試合でした。
質疑応答
-今日の試合で上手くいかなかった要因はどこにあると思うか?
前半からボールを受けた時に、スペースがあって、ボールを持って前を向いた時に、ほとんどの選手が相手の背後を狙うラストパスばかりになってしまった。その結果、ロングボールが増えたのかなと思います。良い時には距離が短いパスが通って、追い越していけるシーンが多いのですが、前半はほとんどそういった場面はありませんでした。そういうシーンを作れたかと思えばオフサイドになってしまったので、前半は少し噛み合ってなかったかなと思いました。
-なかなか縦パスが通らず逆にはめられてショートカウンターという場面が多かったように思うが。
ボールが各駅停車のようになってしまい、そこからつながりのある連動した動きというのができなかったので、ここについては次戦(第4節vsブラウブリッツ秋田)にむけて修正をしなければいけないポイントかなと思います。
-警戒していたクロスやセットプレーから失点したが、そのあたりの対応は?
直接は入らなかったですが、落としたボール、跳ね返ったボールに対するケアというのは今後への課題かと思います。
-好調の相手に対してどのような策で試合に臨んだのか?
策としては相手の攻撃に合わせるのではなく、自分たちの攻撃をしようということで試合には入りました。相手のパブロという選手を起点とした攻撃に対しては準備をしてきました。我々のできること、準備してきたことの精度を高めていこうというところで、精度に関して少し落ちてしまったのかなという印象です。
-開幕3試合を終えての収穫と課題は?
課題に関して、点の取られ方、守備時に相手選手がどういう風にボールを持っているのかというのを判断材料としてポジショニングを取るというのが課題だと思います。
-次戦(第4節vsブラウブリッツ秋田)に向けての守備の立て直しは?
攻撃について正確な数字はわかりませんが、ゴールに迫るというのは出来ていたと思いますので、もっと回数を増やせるようにトレーニングをしていきたいと思います。
-監督として初めて迎えたホーム開幕戦の感想は?
試合を観に来て下さる方が多いなというのは感じました。それだけにもっと良いゲームをお見せしたかったなというのはあります。今日は上手くいかない部分が出てしまったと思いますが、もっと出来ることはあると思うので、また明日からのトレーニングから切り換えて次戦もっと良いゲームが出来るように準備したいと思います。