■菊池監督コメント
今日のゲームは事前の想定通りタフで厳しい展開となって、我慢比べのゲームになりました。試合へは良い入りが出来たと思いますが、PKではありましたが先制に成功しました。しかしその後2本、3本と相手に決定機を作られて前半はよく耐えてくれたなと思います。後半はお互いあった決定機を我々は決められず、相手はチャンスをモノにしました。その差がスコアにそのまま表れたと思います。
■古巣との対戦となったキムホンヨン選手への評価は?
(菊池監督):彼は私と同じく今シーズンからチームに入って、シーズンを通して怪我の影響もあり思うような出場数にならなかったのが、本人としては不本意だったんじゃないかなと思います。今週に関しても負傷明けだったので90分プレー出来るか不安だったのですが、ゴールも挙げて本当に気持ちで戦ってくれたと思います。彼の今日の試合の出来は素晴らしいものだったと思います。
■前回対戦時からの福島の変化は感じたか?
(菊池監督):前回対戦した時も同様ですが、開始3分で先制を許してその後我々がゴールを奪って勝つことが出来ましたが、圧倒的に攻め込んでいたわけではなく、互いにチャンスを作る中で決められるかどうかが、勝敗を左右するのではないかなと思います。内容的には前回も今日も差がなかったと思いますが、相手は前回対戦からメンバーが入れ替わっていてチームとしての総合力は上がっているなと感じました。あとは球際の強さ、切り替えの速さで我々を上回っていて、特にカウンターで失点した3失点目は我々のチャンスの直後だったので、そういったところで差が出ていたと思います。
■差波選手が再三チャンスに絡んでいたと思うが、得点につなげていくにはどういった部分が足りないと思うか?
(菊池監督):彼が夏に加入してから、攻撃のバリエーションが増えました。試合を重ねるごとにコンディションが上がるにつれてパフォーマンスも向上し、ゴール前まで顔を出していましたが、フィニッシュの精度とポジショニングを改善すればもっとプレーの質が向上すると思います。