【神川監督 コメント】
まず、熊本を中心に大きな災害があり、そういった状況の中でJリーグが開催されるということで、グルージャには熊本出身の畑本時央、守田創の2選手がおり、難しい状況ではありましたが、サッカーが出来るということに対して感謝し、その気持ちは全員が持って今日の試合に臨んでくれたと思います。
また、悪天候の中、熱い声援で我々を出迎えてくれ、試合終了まで熱く声援を送ってくれたサポーターの皆さん、日頃から我々を様々な形でサポートして下さっている全てのグルージャファミリーの皆さんにいつも本当に感謝しています。なので今日は勝利を届けられなかったのは申し訳なかったと思います。
前節は何とか勝ち点1を取って戻ってきたわけですが、次節の相手であるFC琉球の試合を何試合か拝見しましたが、我々と似たスタイルである、短いパスをつなぎながら上背のある選手が少ないなかでコンパクトな状態で技術を活かしたサッカーをしてくる相手で、プレシーズンにも2月に対戦しまして、2ヵ月後、どれくらいの差を縮められているのか、そして我々が始動した1月18日からちょうど節目の3ヶ月になるということで、今までの積み重ねがどれだけ出せるかというのをポイントに置いて準備をしてきました。結果として負けてしまったので何を言っても届かないとは思いますが、立ち上がりから相手のミスに乗じてセットプレーから先制点を取れたこと、ケアレスミスというか、オフサイドだと思ってラインを止めたという選手がいまして、選手の判断もあるので責められませんが、失い方が悪かった3失点目から何とか反撃して、交代した選手も力を発揮してくれて2-3というスコアにまで持っていけたということは、5試合目にしてやられっぱなしではなく少し反発するといったことが出てきたのかなって思いました。ですが、ゲーム中にもう少しゲームコントロールが出来るともっと良くなるとは思いました。先制点を奪ってリードするということが今シーズン初めてだったので、ちょっとバタバタしたのかなと。そういったところは修正しながら次戦に向けて準備をしたいと思います。
本当に雨の中、最後まで応援して下さったサポーターの皆さんには勝利を届けられなかったことは申し訳なく思っていますが、来週もホームで秋田と対戦するので、何とか1週間準備してしっかりとした戦いが出来るように日々精進していくのみです。ありがとうございました。
以上