【試合情報】黄金の國、いわて。プレゼンツ2019明治安田生命J3リーグ第32節vsAC長野パルセイロ 菊池監督 会見コメント
2019年11月24日

<菊池監督コメント>

雨の中多くの方に応援頂いて、そのご声援に応えられなかったことが非常に残念です。試合前に「先制点を取ろう」と全体で共有していた中で、立ち上がりや前半の終わらせ方などの部分でトレーニングで積み上げてきたものが出せていたと思います。ただ、後半立ち上がりの相手の早いクロスへの対応の部分で、出来ていなかったわけではなかったですけど、セカンドボールを拾われ始めたことにより焦ってしまい攻め急ぐ形になり、自分たちのリズムを上手く作れませんでした。カウンターもかなりの回数チャレンジ出来たのですが、自分たちがサイドに出来る相手のスペースを使いながらという攻撃のメリハリが足らず相手の対応をしやすくしてしまい、結果カウンターも上手くいかなかったかなと思います。

 


<質疑応答>

■今日はどういう狙いを持って試合に臨んだか?

(菊池監督):攻撃では自分たちの時間を長くしようとサイドバックやセンターバックが起点となってボールを動かそうという意図があり、前半は水を含んだピッチ状況で危ないシーンをいくつか作られてしまいましたが、しっかりと揺さぶりながら相手のセンターバックや2列目のところにボールを入れて押し込んでいくという狙いではありました。守備に関してもしっかりとラインをコントロールしながらボールにプレッシャーをかけていく、ただ後半に少しボールを持たれる中でラインが揃わなくなったところにセカンドボールを拾われ、1失点目もラインが揃わなくてそのギャップにボールを入れられてしまったところだと思いますが、しっかりとボールにプレッシャーをかけようという狙いはありました。

 

■前半はメリハリがあって良い試合内容に見えたが、後半立ち上がりの失点の影響があったのか?

(菊池監督):良い時間帯で得点が取れていないこと、あとはああいった形で同点にされると下を向いてしまう傾向にあると感じています。そこは繰り返し伝えていくしかないかなと思います。

 

■この状況を打破するために必要なことは何か?

(菊池監督):1点目を取れているので、さらに2点目を取りに行くという姿勢を継続するしかないのかなと思います。トレーニングの中で積み上げていきたいと思います。

 

■前半は球際の部分で勝りコンパクトさも出ていたと思うが、後半に強度が落ちたのはどこに原因があると思うか?

(菊池監督):奪ったボールを相手にすぐ渡してしまっていたことでリズムを自分たちで崩してしまったと思います。

 

■谷口海斗選手をベンチスタートにしているのは後半にギアを上げたいという意図だと思うが、途中出場の菊池将太選手も含めて攻撃的な選手を投入後もなかなかギアが上がらなかったのはどういった要因だと感じているか?

(菊池監督):宮市(剛)選手と菊池選手は違ったタイプなので、菊池選手には前線でのボールキープを期待して送り出しましたが、相手のマークもあって上手く収められず、原因はいくつかありますが、それが結果としてリズムを掴みきれなかった一つの要因かなと思います。

 

■決勝点を献上したシーンは土井(康平)選手がフリーキックを大きく蹴ったところからカウンターを受けたものによるが、相手が交代カードを使いきった後に負傷退場により数的優位が出来ていた中で一旦ショートで相手の様子を見ても良かったように感じるが?

(菊池監督):ゲームの入りや、流れなど「試合が今どういう状況なのか」ということは選手と共有しているのですが、どこか慌ててしまったりビルドアップのシーンでも周囲が準備出来ていないのにパスを出してしまう、リスタートするなどプレー一つ一つは悪くないのですが、全体として合わせていくという部分が足りていないかなと思います。

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