【試合情報】2019明治安田生命J3リーグ第1節vsカマタマーレ讃岐 菊池監督 会見コメント
2019年3月10日

■菊池監督コメント

まずはこの素晴らしい環境を整えて下さったカマタマーレ讃岐に感謝したいと思います。そして、香川の地まで我々を後押しするために足を運んで下さった皆様に感謝したいと思います。

結果としては0-1、前半にスーパーゴールを決められて、危ないシーンも作られてしまいましたが、最後の最後で守りきるというのは一定の成果は得られたかなと思います。ただ、逆に決定的な場面というのは前半であまり作れず、後半も相手が引き気味になったところで押し込めたのはありますが、最後の最後で崩しきれなかった、あと一歩先にボールに触ることが出来なかったのが今日の結果につながったと思います。今日は負けてしまいましたが、また次に向けて今日より良いゲームが出来るように準備をしていきたいと思います。

 


<質疑応答>

■現時点で今日は勝利に何が足りなかったと思うか?

(菊池監督):大きな差はフィジカルコンタクトの部分、我々の方が球際の競り合いで負けてしまうシーンが多かったのと、ポゼッションという意味では相手に上回られてしまいました。ただ、奪った後の攻撃への切り替えはある程度出来ていたと思いますので、一つ一つのプレーの精度に差を感じました。

 

■新加入選手が大半を占める13名の中で、連携面はどう感じたか?

(菊池監督):連携に関しては、前半は特に中盤の選手がお互いの距離感が少し遠くなってしまった、相手に守り安いシチュエーションを作ってしまったかなと思います。後半に選手を入れ替えて少し距離感が良くなって、相手ゴールに迫る回数も増えたので、この部分に関しては継続して取り組んでいきたいと思います。

 

■新加入の菊池将太選手の評価は?

(菊池監督):彼は体を張る、競り合いの部分がストロングの選手で、Jリーグデビュー戦でもあったと思いますが、出来ていた部分の方が多かったかなと思います。ただ、ゴール前でシュートに持っていく形、脚を振り切る、という意味では課題かなと思いますが、彼に期待していた部分はある程度出してくれていたかなと思います。

 

■途中出場した3選手(嫁阪翔太、梅内和磨、平川元樹)の投入の意図は?

(菊池監督):嫁阪選手は前を向いてプレー出来る、梅内選手はスペースを取れる選手、平川選手は前への推進力がある選手です。ビハインドの状況で前線が少し停滞気味に感じたので、活性化させたかったのですが、もう少しモビリティを出せればもっと良かったかなと思います。

 

■カマタマーレ讃岐に対する、試合前の印象と実際に戦ってみた印象はどうか?

(菊池監督):良い選手も揃っていますし、昨年はJ2で戦っていたことを考えると総合力は我々より高いなというのは試合前の印象です。ただ、運動量や球際、攻守の切り替えの部分で相手を上回ればその差は埋められると感じていました。昨年は良い守備から攻撃に転じるチームだったかと思いますが、今年は攻撃主体のチームに変わっていた分析はしていたんですが、やはりスーパーゴールも含めて個のレベルが高いなと感じました。

 

■明日3月11日は岩手県にとって特別な日だと思うが、選手に対して何かかけた言葉はあるか?

(菊池監督):試合前の宿舎でミーティングの際に触れました。選手の中には東日本大震災を経験した選手がいなかったので、岩手県にとって「3月11日」というのはどういう日だったか、最近も三陸鉄道の開通など少しずつ良いニュースがあるけどまだ大変な方がいる。その中で自分たちはサッカーという競技を通じて明るい話題を届けられるように戦おう、ということを話して、そういった意識で臨んでくれたと思います。試合には敗れましたが、戦う姿勢というものは見られたので次節以降も見せて欲しいと思います。

 

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