【試合情報】福田パンPresents2018明治安田生命J3リーグ第5節vsザスパクサツ群馬 菊池監督 会見コメント
2018年4月01日

■菊池監督コメント

まずは本日スタジアムに足を運んでくださったサポーターの皆様に感謝したいなと思います。

ゲームの方は、試合前に警戒していたのは相手のセットプレー、特に高さのある大久保哲哉選手を起点とした折り返しというところです。そこでの失点はなかったのですが、ゴール前のところでファーストディフェンダー、そしてその次に誰が行くのか、というところのゴール前での守備の連動が上手くいかず、失点したかなと思います。さらにシュート自体は技術的にはすごく高いものでしたが、やっぱりあれだけフリーで打たれるとああいうコースに飛んできてしまいます。シュートを打たれる瞬間まで、しっかりと寄せないとああいうシュートも打たれるという良い教訓になったと思います。

後半に関しては、ボールを動かしていくというところは出来ていたかなと思います。そういった中で前半もチャンスはありましたが、後半もそれなりに作れていたと思います。同点に追い付いた点は良かったと思いますが、これを勝ちきる試合にするには、チャンスをどれだけモノに出来るかが大事だと思います。

今日は「相手より走る」ということに関しては、相手より上回れていたと思います。ただ、球際であったり、ボールの運び方というのは、まだまだチームとしてパワーアップしなければいけない部分かなという風に思います。

 


<質疑応答>

■福田友也選手をボランチに起用したのは、大久保哲哉選手への対策というような目論見だったと思うが、福田友也選手の出来についてはどうか?

(菊池監督):ボランチとしてボールを動かすところに関しては、少しコントロールミスだったり、パスミスだったりというのは多いなという風には思いました。ただ守備から入るところに関しては狙い通りとまではいきませんでしたが、良い部分は出たかなと思います。

 

■福田選手が後ろの大久保選手をサンドするような形で少し前方のスペースというのが空いて松下裕樹選手とか風間宏希選手がフリーで前を向いて起点となっていたと思うがその部分がどう修正するつもりだったのか?

(菊池監督):どうしても大久保選手に福田選手をつけるとスペースが空いてしまうというのは認識していましたので、後半には前に出ていこうという風にして、田中憧選手が上手く対応出来ていたと思うので後半は少し修正できたかなと思います。

 

■攻撃面では梅内和磨選手がリンクマンとしてしっかり攻撃に関われていたと思うが、彼についての評価は?

(菊池監督):梅内選手は今日、本当に良い働きをしたと思います。降りてきてボールを受けてターンする、守備のところも含めて終盤にこそ足を痛めてしまいましたが、チームとして良い攻撃の起点になったなと思います。

 

■前半特に「サイドはある程度自由にやらせて中央で止める」というような守備をやっていたように見えたが、意図的なのか?

(菊池監督):正直、サイドはやられていたという感じですね。サイドが少し落ち着き始めて、プレッシャーがはまったんですけど、相手に主導権を握られ、いいボールが入るという時間帯がうまくサイドでプレッシングがかけられなかったというのが今日の試合でした。

 

■後半、田中舜選手が交代し、福田選手が下りてほぼ3バック状態になったと思うが、あの後の試合展開はどう評価している?

(菊池監督):ちょっと相手の時間帯になってしまったというところもあったので、ゲームの流れと我々の意図が少し噛み合わない部分がでてきたと思うのでそこは次節に向けて修正したいと思います。

 

■今日は追い付いての引き分けだが、この結果をどのよう思ったか?

(菊池監督):追い付いたことに関しては本当に選手がよくやったなと思います。昨シーズンであれば、そのまま0-1もしくは前に出て0-2という風になったと思いますが、要因を挙げると相手よりも走ったというところだと思います。ただ勝ちきるまではもっていけていないというのは課題だと思うので、次の秋田戦も容易な試合展開にはならない思うので、そこに向けて準備したいと思います。

 

■センターバックの組み合わせが定まらないが、今は見極めてる段階なのか?

(菊池監督):センターバックとしてプレーできる選手が今シーズンは複数いるので、その中から競争して良い選手を出すというところが起用の判断基準です。今後もその時に状態の良い、気持ちも身体的にもパフォーマンスも整っている選手を試合に出すというだけです。

 

■福田選手のボランチ起用は今後もあるのか?

(菊池監督):そこは相手ありきのことなので、今日は河津良一選手がいないこともあり、そこはあると言えばありますし、ないと言えばないです。

 

■今日は梅内選手がキャプテンマークを巻いていたことに理由はあるのか?

(菊池監督):単純にキャプテンの河津選手が欠場だったので、副キャプテンの梅内選手にというだけです。あとは前で追いかけてくれるし、攻守にわたってチームへの貢献度は高かったと思います。キャプテンにした意図としては前線からチームを引っ張っていって欲しいなと思いました。今日は場面場面でポイントになるプレーをたくさんやってくれましたのでそういう意味で彼に任せて良かったと思います。

 

■今シーズンは特に守備に対する意識を高めたと聞いたが、今シーズンここまでの守備の出来はどうか?

(菊池監督):失点が多いので、まだまだだと思います。ただ、今日も1点目、2点目を取りに前に出ても相手に得点をさせないという部分に関しては成果として出たかなという風には思います。失点は取られる時間帯含めて、どういう風にボールを動かしていくかが課題だと思いますので、次節に向けて修正していきたいと思います。

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