2025年10月26日(日)開催の第27回日本フットボールリーグ(JFL)第26節、いわてグルージャ盛岡 vs ヴェルスパ大分の試合結果についてお知らせいたします。
| ◆◇◆ 試合結果 ◆◇◆ |
いわてグルージャ盛岡 4-2 ヴェルスパ大分
(前半:1-1/後半:3-1)
| ◆◇◆ スターティングメンバー ◆◇◆ |
【いわてグルージャ盛岡】
大野来生、金沢一矢、柳世根、ウォンテラン、西大伍、弓削翼、小暮大器、冨久田和真、新玉瑛琉、藤島樹騎也、藤本憲明
【ヴェルスパ大分】
姫野昂志、伊藤颯真、西村大吾、前田紘基、村田勉、石上輝、鈴木啓太郎、川中健太、瓜生昂勢、金﨑夢生、山﨑一帆
| ◆◇◆ 得点者 ◆◇◆ |
【いわてグルージャ盛岡】
7分 No.8弓削翼
56分 No.18河合秀人
62分 No.11藤本憲明
79分 No.11藤本憲明
【ヴェルスパ大分】
17分 No.11鈴木啓太郎
50分 No.19川中健太
| ◆◇◆ ワイズマン賞 ◆◇◆ |
NO.8 弓削翼
| ◆◇◆ 公式記録 ◆◇◆ |
公式記録はこちらから
※速報版のため、変更が生じる場合がございます。
| ◆◇◆ 星川 敬 監督コメント ◆◇◆ |
◾️総括
相手であるヴェルスパ大分さんは、失点が少なく、ボールを持たせて守るスタイルのチームでした。前半は質の部分で足りないところがあり、1得点しか奪うことができませんでしたが、後半はライン間で良い動きをできる選手を投入し、流れを作ることができました。
失点の場面は個人のミスによるもので、1点目は相手がファーサイドに多くの人数をかけていた形に対し、狙いどおりにやられてしまったものです。ただ、若手とベテランの融合が少しずつ形になってきており、強い相手に対しても良いプレーを見せられたことは収穫でした。リードされる展開の中でも全員がファイトし、未来につながる希望を感じる試合だったと思います。
◾️質疑応答
-昇格の可能性がなくなった中で、サポーターに「前進している姿」をどう示すか。ここ数試合での収穫や成長点について。
怪我人が多く、出場できていない選手も多いのですが、現状では限られたメンバーで戦っています。今日の試合では、我慢して起用した選手もおり、結果として成長の兆しが見られました。若手選手にはポテンシャルがありますが、まだ力を発揮しきれていない部分もあります。
それでもサポーターの皆さまは、未来のある選手を見つけてくださっていると感じています。今後の試合では、そうした選手たちがより躍動する姿をお見せしたいと思います。ベテラン中心というよりも、チャンスを得た若手が結果を出していく流れを作っていきたいと考えています。
-柳世根選手の成長について。以前は迷いが多かったが、最近はプレーが洗練されてきたように見える。若手の台頭をどう評価しているか。
柳世根選手はもともとポテンシャルの高い選手として期待していましたが、ようやく形になってきたと感じています。同じ実力であれば、基本的には若い選手を起用したいと考えています。ただ、若さだけでは未来につながりません。J3やJFLでも通用するクオリティを持つ若手である必要があります。
今日や横河武蔵野FC戦で成長を見せた選手もいましたが、それを継続できるかが重要です。1試合だけでなく、複数試合にわたってパフォーマンスを維持できるかが、今後の課題であり、彼らにとっての挑戦だと思います。
-若手中心のチームづくりにおいて、経験豊富な選手との違いをどのように感じているか。
相手チームの平均年齢は我々より高く、完成度も高い印象を受けました。一方で、若手中心の私たちは、プレッシャーのかかる試合で力を発揮する難しさを感じています。練習では良いパフォーマンスを見せていても、試合ではなかなか結果につながらないという課題があります。
本日の2失点目もクリアミスによるものでしたが、経験を積み重ねて成長していくしかありません。現在は若手中心の競争が続いており、ベテラン選手にとっては厳しいシーズンかもしれませんが、彼らもその状況を理解し、若手をサポートしてくれています。今後は若手選手がその支えに応えるような結果を出していくことを期待しています。