2025年7月27日(日)開催の第27回日本フットボールリーグ(JFL)第18節、いわてグルージャ盛岡 vs 飛鳥FCの試合結果についてお知らせいたします。
◆◇◆ 試合結果 ◆◇◆ |
いわてグルージャ盛岡 1-1 飛鳥FC
(前半:1-0/後半:0-1)
◆◇◆ スターティングメンバー ◆◇◆ |
【いわてグルージャ盛岡】
名良橋拓真、嶋津柚杏、中里崇宏、西大伍、弓削翼、小暮大器、嫁阪翔太、新玉瑛琉、小林祐希、藤本憲明、岡﨑大志郎
【飛鳥FC】
桃井玲、藤武剛、大倉康輝、大島遼介、瓜生紘大、小笹響平、尾﨑僚、関知哉、清川流石、奥田陽琉、井口椋介
◆◇◆ 得点者 ◆◇◆ |
【いわてグルージャ盛岡】
52分 No.17岡﨑大志郎
【飛鳥FC】
73分 No.23関知哉
◆◇◆ 公式記録 ◆◇◆ |
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※公式記録は速報となり修正が入る場合もあります。
◆◇◆ 星川 敬 監督コメント ◆◇◆ |
◾️総括
全体としては、ゲームプラン通りの展開ができたと思います。特に前半の進め方については、想定通りに戦えていたと感じています。ただ、夏場のコンディションもあり、100%攻撃的に出ることが難しく、その点は現在の課題だと捉えています。
後半に入ってからは、選手たちがしっかり得点を取ってくれましたが、追加点を奪って試合を締めるところまで持っていけなかったのは反省点です。終盤は相手の攻勢を受ける時間帯もあり、最後まで勝ち切れなかったことは非常に悔しく思います。
ただ、ゲームを通して自分たちが100%勝利に持ち込めるような試合運びや展開力が、まだ今のチームには十分ではないと感じています。中断期間に入りますが、この期間を活かして、チーム全体の質をさらに高め、後半戦に向けてしっかりと準備していきたいと思います。
◾️質疑応答
―攻撃の内容については、ここ数試合でかみ合ってきている印象があります。監督としての手応えは?
現状のメンバーは大きく変わっておらず、安定した戦いができている一方で、相手にも分析されやすい部分はあると感じています。弓削の復帰以降、チーム全体の落ち着きも出ており手応えはありますが、確実に勝点3を取るためのクオリティはまだ足りていません。そこは中断期間でしっかり上げていきたいです。
―交代のタイミングが早かった印象ですがその狙いとウイングの選手交代の意図は?
試合の気温やコンディションを見極めながらの判断でした。前半をもう少し攻撃的にいきたかったですが、当日の状況もあり難しい面がありました。ウイングに関しては、後半に仕掛けられるタイプの選手に交代し、時間を作る狙いでした。後ろの選手とうまく連携しながら、決定機を作れたのは良かったと思います。
―小林選手や中里選手に声をかけていた場面が印象的でしたが、具体的には?
小林は中盤と2トップをつなぐ役割を担っており、どこで関わるかの確認をしていました。中里には、チーム全体の機能を高める働きも求めています。小林がいないと成り立たない、という状況を打破するためにも、他の選手にもより多くの貢献を期待しています。
―今日の相手は5-4のブロックを敷いてきましたが、チャンスの質については?
前半はコンビネーション中心で、チャンスは多くありませんでした。後半にかけては我々らしい攻撃スタイルが出せた場面もありましたが、2点目を取りきる力が不足していました。
―守備面での不安定さも見受けられました。原因は?
攻撃的なスタイルゆえに、守備と攻撃の構造が異なり、戻りの遅れやポジションのズレが起こりやすい状況です。今後もバランスを取りながら、リードを保てる戦いを追求していきたいです。
―中断期間に向けてのテーマと、選手への期待は?
ベテラン選手の復帰に期待しつつ、若手選手の成長がチームの底上げにつながると感じています。藤島や濱名、小松といった若い力が台頭し、ベテランと競い合ってくれれば、後半戦に向けてさらなる上昇が見込めます。今はまさにチーム内競争の真っただ中です。