2025年7月21日(月)開催の第27回日本フットボールリーグ(JFL)第17節、レイラック滋賀 vs いわてグルージャ盛岡の試合結果についてお知らせいたします。
◆◇◆ 試合結果 ◆◇◆ |
レイラック滋賀 1-3 いわてグルージャ盛岡
(前半:0-1/後半:1-2)
◆◇◆ スターティングメンバー ◆◇◆ |
【いわてグルージャ盛岡】
名良橋拓真、嶋津柚杏、中里崇宏、西大伍、弓削翼、小暮大器、嫁阪翔太、新玉瑛琉、小林祐希、藤本憲明、岡﨑大志郎
【レイラック滋賀】
櫛引政敏、西山大雅、白石智之、小野寺健也、中村健人、小泉隆斗、宇田光史朗、藤谷壮、人見拓哉、三宅海斗、北條真汰
◆◇◆ 得点者 ◆◇◆ |
【いわてグルージャ盛岡】
4分 No.11藤本憲明
83分 No.55藤島樹騎也
87分 No.55藤島樹騎也
【レイラック滋賀】
97分 ロメロ・フランク
◆◇◆ 公式記録 ◆◇◆ |
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※公式記録は速報となり修正が入る場合もあります。
◆◇◆ 星川 敬 監督コメント ◆◇◆ |
◾️総括
首位・レイラック滋賀との一戦は、6連敗で失ったものを取り戻すためにも「勝ち切る」ことをテーマに臨みました。立ち上がりに先制点を奪うことができましたが、その後は滋賀がリスクを冒して前から強くプレッシャーをかけてきたことで、苦しい時間帯が続きました。特に追加点を奪い切れなかった点は、今後の課題として残る部分です。
滋賀は、やはり首位に立つだけの実力を備えたチームであり、三宅選手をはじめとする個々の能力の高さが際立っていました。抑えなければならない選手が多く、我々としてもそのプレッシャーと個の力に対して対応に苦戦する場面が多く見られました。
一方で、夏の補強により加わった新戦力がチームに良い影響を与えており、後半戦に向けてのパワーアップが、今日の試合でようやく形となって現れました。この変化が勝敗を分ける大きな要因となり、今後のチームのさらなる成長に向けて、大きな期待を持てる内容となりました。
◾️質疑応答
ここまでのJFLの印象と、レイラック滋賀の印象について教えてください。
――JFLに関しては、本当にJ1・J2・J3で60チームある中で、J4と呼んでもいいぐらいの質だと思っています。それは我々とY.S.C.C.横浜の順位を見ても高いレベルを(JFLが)維持している証拠ですし、実際、去年JFLで活躍した選手が奈良に行って得点を取っている。そういう意味でレベルの高さは日々感じています。
その認識の甘さはなかったけれど、対応に苦労しているのが我々の順位が出遅れている原因でもあると思います。今日もピッチは最高で、そういう環境でやれるのはモチベーションになるし、我々もスタジアムや環境をもっと整えていければ、より“J4”と呼ばれるにふさわしい舞台になると思います。
滋賀さんの印象は、最初に当たった時から質の高さと強度を感じていて、十分J3でも戦えるレベルだと思います。そういうチームに勝っていかないと上には上がれない。JFLの質の高さは、我々のようなチームが発信していく意義がある。逆に我々の“順位の低さ”が、JFLの質の高さを証明していると思うので、そこに立ち向かってもっと高めていきたいと思っています。
後方でつないでひっくり返すような狙いが見えましたが、あれはレイラック滋賀対策の一つだったのでしょうか?
――基本は後ろからボールを繋いでしっかり動かしていくスタイルですが、最近のレイラック滋賀には高い位置からプレッシングする印象があまりなかったので、少し戸惑った部分もありました。面食らうというか、暑さもありましたし、構えてくるチームが多い中での対応だったので、少しヒヤヒヤしました。
ただ、我々のスタイルとして、ボールを保持して主導権を握るというのがあるので、お互いにボールを大事にするチーム同士の対戦という意味では、質の高いゲームだったのかなと思います。