【試合情報】2016明治安田生命J3リーグ 第8節vs鹿児島ユナイテッドFC 神川監督会見コメント
2016年5月08日

【神川監督 会見コメント】

ここまでの7試合の中で、90分を通じて自分たちがある程度思い描いてきたサッカーをなかなかできていなかったということを反省に踏まえながら、とにかく前半から自分たちのリズムでボールを動かしながらゴールに迫るというスタイルで、鹿児島さんも非常に守備が固いチームなので、切り崩すのは難しいだろうと、人数をかけた攻撃をしようということで試合に入りました。

 

外から見ている感じでは攻守共に安定した戦いぶりだったので、非常に安心して試合を進められたのですが、スローインのところからの1対1で競り負けゴールを決められてしまった。前半はほぼあのワンチャンスだけしか相手に許していなかったと思うのですが、そういったところで、まだ球際の強さといったところが足りていないなという印象で前半を終えました。ただ0-1になった後に慌てふためいてリズムを一気に崩すのかなと思って見ていたのですが、そこは落ち着いて自分たちのそれまでのやり方と同じような形でゲームを戻して何とか相手ゴールに迫りながらも0-1で折り返せました。

 

ハーフタイムで伝えたことは3つありまして、まずは球際ですね。最終的に2失点目もそこで後手を踏んだことが失点の要因になっているのでそこはやはり鹿児島さんのファウルになりがちなところは何度か見受けられましたが、ボールに対する執着心では相手に劣っているよと。それとボールを大事にするあまり奪った後の最初のパスが横に横になっている時間帯があったので、そこは勇気をもって前にパスを入れようと伝えました。そのことによって相手がボールに対して寄せづらくなるといった指示を出しました。それとスコアで負けているわけだから前線からとにかく追いまくって相手のボールホルダーに対してプレッシャーを掛け続けないと観ている人が納得しないよということを伝えて選手たちを送り出しました。

 

運よく後半立ち上がりに追いつくことが出来て、そこからは自分たちのリズムになるだろうと思っていたのですが、やはり鹿児島さんは力があって徐々に五分五分の展開にされて残り15分を切ったあたりで少し相手のペースになりかけ、こちらの運動量が少し落ちてきて、谷村(憲一)を用意して齋藤(恭志)を代えて牛之濵(拓)を真ん中に入れて梅内(和磨)を右に置くという布陣で行こうとした矢先に谷口(堅三)が点を取ってくれたので、そのままシフトは変えずに交代しました。そのままでもしっかり4-4-2のシステムのなかで対応できると考えました。最終的に逆転されてしまったので今は言葉が見つからないのですが、しっかりもう一度改善点を洗い出して、1週間準備して次のアウェー(5/15vs栃木SC)の試合に向けて準備して参ります。

 

ゴールデンウィークの最終日ということでサポーターの皆さんも数多くいわぎんスタジアムに駆けつけて下さり、大きな期待を持って見守って下さったことをとても感謝しています。ただそれに対して結果という形でお応えできなかったことは、私の責任です。本当に申し訳なく思っています。しかしそうは言ってもまだまだ戦いは続きますので、選手たちにも胸張って会場を後にしようと、決して恥ずかしい試合をしたとは思わなくていいと伝えました。サポーターの皆さんからの厳しいご指摘、メディアの皆さんからの批判などは全て監督である私が受けますので、選手たちはまた前をまっすぐ見据えて次の試合に向けて全力で準備してもらいたいと思います。サポーターの皆さん、グルージャファミリーの皆さんには申し訳なかったと、また次一生懸命やりますと誓って本日の総括とさせて頂きます。本日はありがとうございました。

 

以上

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