【神川監督 会見コメント】
本日はY.S.C.C.(横浜)さんのおもてなしというんですかね、素晴らしい舞台を整えてくださいました。また、私は神奈川県鎌倉市の出身ですから、(ニッパツ)三ツ沢球技場は私にとって聖地なので、そこで吉野(次郎)理事長が創設されたY.S.C.C.(横浜)とこういう形で戦えることに誇りを感じていましたし、気持ちも入っていました。あと、神奈川県ということで私の友人も多く、先輩、後輩、元同僚、恩師まで駆けつけて熱い声援を送って下さって、そしていつも温かく見守って下さってくれているグルージャサポーター、そういった全ての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。
今日のゲームはグルージャ盛岡にとってですね、無失点勝利を2試合続けてしたいという目標と、J3加盟以降3連勝止まりだったそうですのでクラブ記録を更新すべく、その2つの目標を叶えられればいいなということで準備をして参りました。
しかしながら、前半Y.S.C.C.(横浜)さんの闘志あふれる球際でのボディコンタクト、そういったものに悩まされましたし、牛之濵(拓)と安楽(健太)のところに厳しいチェックが入りましたし、あと林(勇介)ですね、ゲームコントロールをするウチの中心選手なんですけれども、彼に厳しくプレッシャーを掛けて自由にさせてもらえなかった。本当にY.S.C.C.(横浜)さんにとってはしてやったりの前半だったのかなと思います。
ハーフタイムに厳しく言いまして、「球際から逃げるな。相手も必死なんだからこっちも戦わなければならないだろう」ということでだいぶウチらしさも出ましたし、益子(義浩)を投入してからは小気味良いパスワークも出てきまして、だいぶゴール前に迫れるようになりましたけれども、Y.S.C.C.(横浜)さんのこのゲームに懸ける思いがゴールにカギを掛けたのかなと思います。そこは見習うべき、学ぶべきだと感じました。
ただ、我々が連続で無失点で終われることができたっていうのも今シーズン初めてですし、少しずつ守備の形も見えてきているので、次はガンバ(大阪U-23)さんということで、前半戦一番多く失点してしまったチームなので、何とか同じチームに2度負けないという後半戦の目標を達成すべく良い準備をして、今日のY.S.C.C.(横浜)戦から学んだことを活かしてですね、次戦に向けて取り組んでいきたいと思っております。本日は誠にありがとうございました。
以上