【神川監督 会見コメント】
非常に暑いなか、大分トリニータのサポーターの方がたくさん盛岡まで詰めかけて熱い応援をしてくださって、それに負けず劣らずグルージャのサポーターの皆さんもあおば幼稚園の皆さんも数多くの方が詰めかけて舞台を整えて下さったことを本当に深く感謝申し上げます。
前節は非常にお恥ずかしいゲームを見せてしまって、取り戻すのは試合でピッチ上で行われる試合の内容でしかできないので、選手たちには水曜日(6月15日)の練習で強く言いましたし、準備をしてきました。それは大分トリニータという本当に力のあるクラブとやらせて頂くということで選手たちに「思い切ってやれよ」と、大分さんの力が我々を引き出してくれたんじゃないかなと。ただ我々も自分たちのサッカーというのをもう一回見つめ直して0分から最後の笛が鳴るまで徹頭徹尾やっていこうということで準備しました。
その準備した内容はまず攻撃は前節が自陣から蹴ってしまって自分たちのサッカーを放棄してしまったので徹底して下で縦につなぐこと、シュートで終わること。守備に関しては相手陣内にボールがあったらどういう状況だろうとどんどん前からプレッシャーをかけてハーフウェーラインを越えられたら全員で戻ってきて68m×52.5mを11人でゴールを死守すると、なんとか無失点で抑えて最低でも勝ち点1を取ろうと、そういう風なプランですね。あとセットプレーに関してはクイックリスタートを織り交ぜながらテンポを上げていこうと、この3つ以外の指示はしていません。そしてそれをずっとやってきました。
結果的にドローというところでやはり大分さんの牙城を完全に崩すことはできませんでしたけれども、少なくともまた試合が終わった後にサポーターの方から温かい拍手を頂けたので、それを糧にしてまた次のアウェー(6月26日vsFC東京U-23 )に向かって戦っていきたいと思います。
あと、大分トリニータさんについては私個人的にですけれども、2012年にS級ライセンスの国内インターンシップで1週間大変お世話になりまして、その年彼らはJ1に上がったんですけれども、そういう意味でも大分トリニータに対する並々ならぬ思いがあってそういう大分さんに胸を借りて今日戦えたことに誇りを感じていますし、稽古をつけて頂いたので、またその学びを大事にしてですね明日のトレーニングマッチから取り組んでいきたいと思います。本日は皆さん暑いなかありがとうございました。