【神川監督 会見コメント】
まず今日は「福田パンPresents」ということで、福田パン様、台風10号(による被害)で苦しんでいる皆さまに少しでも勇気づけられるゲームをという思いと、この前のゲーム(天皇杯2回戦ベガルタ仙台戦)があったものですから、いろいろな方の期待感があるなかで、試合を迎えました。ただ、我々としてはこの前の試合(ベガルタ仙台戦)とJ3リーグの試合は別の戦いであるという認識のもとこの1週間準備を進めてきました。そういう意味でFC東京(U-23)さんはTOPチームの状態が良いので、一緒に練習している彼らも当然状態が良いだろうというなかで臨んで、前半は相当苦しめられました。
そんななかで後半風上ということもありましたけれども、本来のグルージャのスタイルのサッカーを取り戻そうということで前線からプレッシャーをかけて球際でも激しく行ってセカンドボールを拾って前につける、そして追い越して関わっていくと。そういったところを見せられたというのは及第点をあげられるのではないかなと思います。最後のクオリティというのはFC東京(U-23)さんもそうだし、こちらもそうですけれども、お互いに精度を欠いてしまったのかなと。それが結果という部分に出たのかなと。ですから私としては内容・結果に対して特別悲観をしていませんし、逆に言えば素晴らしいと手放しで言える内容でもないので、しっかりと受け止めて次の(FC)琉球戦に向けて準備を進めていくだけと考えています。
あとはこれだけ多くの方に来て頂きましたし、(台風10号の被害に遭った)苦しい状況にある方々に少しでも勇気を与えられたのであれば、それはすごく幸いですし、これからもそういった戦いをしていきたいと思います。暑いなか駆けつけて下さったグルージャのサポーターの皆さん、遠く東京から駆けつけて下さったFC東京U-23 サポーターの皆さん、全ての方に感謝の気持ちを表しまして私の総括とさせていただきます。ありがとうございました。