【試合情報】6/18(水) 横浜FC戦 試合結果につきまして
2025年6月18日

2025年6月18(水)開催の天皇杯JFA第105回全日本サッカー選手権大会2回戦、

横浜FC vs. いわてグルージャ盛岡の試合結果についてお知らせいたします。

 

 ◆◇◆ 試合結果 ◆◇◆

横浜FC 2-1 いわてグルージャ盛岡

(前半:0-0/後半:2-1)

 

 

 ◆◇◆ スターティングメンバー ◆◇◆

【いわてグルージャ盛岡】

若林学歩、牟田雄祐、柳世根、和田昂士、小暮大器、ウォンテラン、松村航希、嫁阪翔太、小松寛太、シラス、町田悠

 

 

【横浜FC】

石井僚、鈴木準弥、岩武克弥、レオバイーア、中野嘉大、村田透馬、熊倉弘貴、小倉陽太、新井瑞希、森海渡、室井彗佑

 

 

 ◆◇◆ 得点者 ◆◇◆

【いわてグルージャ盛岡】

70分 No.4 牟田雄祐 

 

【横浜FC】

63分 No.33 室井彗佑

90分+4 No.34 小倉陽太

 

 

 ◆◇◆ 公式記録 ◆◇◆

・公式の試合結果はこちら

 

・天皇杯JFA第105回全日本サッカー選手権大会についてはこちら

 

 

 ◆◇◆ 星川 敬 監督コメント ◆◇◆

■総括

今日はお互いに、おそらく通常では試合に絡んでいないメンバー同士の試合になると思っていたので、我々としてはやりたいサッカーができるメンバーではなかったと思って臨みました。なのでそういう意味では、我々としてはプランBで戦った結果、良いゲームになったかなという印象です。

また、相手のスカウンティングのところでもあまり試合に出てる選手もいないようでしたし、分からない部分や参考にできないところが多くありながらも、そういった中でもしっかりとやってくれて、結果的には残念でしたが、そこの差というのは、カテゴリー間というところもありますし、タフなゲームをしてきた実戦数の差によるところでもあると捉えています。

 

リーグ戦と天皇杯とで水曜日と週末土日の試合ということで、僕たちはルヴァンカップなどがあるわけではないですし、その連戦の経験も無い選手たちも多いですし、その点に関していえば、直近でラインメール青森さんが、(6月11日の水曜日に)横浜F・マリノスさんとやって勝利したものの、その後(6月15日の日曜日の)リーグ戦ではヴェルスパ大分さんに負けてしまった。そういったところを見て、なかなか(自分としても)思い切れなかった部分もあったので。我々の選手層として人数もそれほどにはいないですし、今回本当に難しいゲームになりましたが、その中でも、選手たち全員がやれることはしっかりと全力を尽くしてくれたと思います。

結果は残念ですが、全体としては得るものはあったと感じています。

 

 

■質疑応答

先ほどの「やりたかったサッカーができるメンバーが無かった」というお話があり、プランBということでしたが、そのプランBというのはどのようなスタイルだったのでしょうか?

 

――自分のスタイル的には、GKをしっかりと使って動かすというスタイルなので、そういう意味では今回GKが違ったというところと、そこからスリーバックも受けには入らなかったですし、ある程度長いボールを使っていって、その結果相手が疲れてきて前向きに拾えたりプレッシャーが無くなってきたら、自分たちらしいサッカーで動かしていこう、といったプランでした。

そこを無理に、それでも繋いで行けというのは、練習の様子を見ていたら難しいと感じていましたので、そういったところで、プランBというスタイルになりました。

 

 

長いボールが多くなるというところで、シラス選手と松村選手をスタートで起用した、ということでしょうか?

 

――そうですね、シラスはそういった特徴があるので。ただ、イエローカードを貰ってしまったことで、彼を(前半で)交代しなければならなかったというのは、そういう意味でちょっと不運だったなと感じています。

 

ただ、そういう中でも我々のプランBで強みが出せるゲームっていうのは、今までもそんなに無かったので、そういう中でしっかり、サイズのある選手たちに立ち向かって行けたのは、グラウンド状況だったりリードしている段階だったりっていうのでは、今後の試合の展開としてはそういうことも往々にしてあるものだと思うので、そういう意味では良い経験が得られたかなと思います。

 

 

後半にセットプレーから1点失いましたが、またセットプレーで追いついて、そして、小林祐希選手の投入というのは、プラン通りだったのでしょうか?

 

――小林もこの前の国立の試合で疲れが見えていたので(できれば温存させる方向で考えてはいたのですが)、

中盤のところで、想定外のイエローカードを2枚もらって交代せざるを得ず、延長も含めて考えると(投入は)仕方ないと思って踏み切りました。彼もその疲労の中で、チームの事情を考えて出てくれたと思います。

それも、その時点で切るカードの中に中盤の選手がいなかった、という仕方がない交代だったかなと。ただ、あの流れの中で(投入するならば、)彼が最も良い選手だと思うので、そういう意味では、チームも落ち着きますし、そういう中でチャンスメイクだったり溜めも作れたりして、最終盤では(彼のところに)ボールが入る方が面白い展開になると思いましたし、次のラウンド(3回戦)に行くための最後のチャンスというのは、小林が入ったところだったかと思います。

 

 

横浜FCに対して、流れの中からは決定的なチャンスは作らせていなかったと思います。それは、相手に崩させないような守備になっていたこそと思うのですが、どういったシステムを組んでいたのでしょうか?

 

システム的にはマッチアップが噛み合うので、1対1のところで負けないようにと、あと前半に関しては、少しうちの右サイドの裏を使われたりしていたので、ここは少しエラーがあったのですが(なんとか踏ん張ったかと思っています)。ただ、クロスは遠くからでも上げさせても良い、という判断をしていたのですが、上げさせたところで後半ストロングな選手が出てきて、少し違いを作られてしまったので、そこはJ1の選手だなという印象でした。

ただ、クロス対応は全体的には良かったと思います。流れの中で(チャンスは作らせていない)と仰っていましたが、確かに流れの中でGKがファインセーブするという瞬間も無かったですし。ただ、ボール保持できないと、ああいった(危険な)シーンが増えてしまうというのは、試合後に選手たちにも伝えましたが、少し気になった点でした。

 

 

上位のカテゴリーと対戦する機会っていうのは無いと思うんですけれども、そった中で、プランBで戦うことだったり、前半でアクシデントの交代があったり、イエローカードでの交代があったりといったところがあったと思いますが、ただそういった中でも、90分ギリギリまで勝ち越しを許さずに戦えたというところで、この試合での手ごたえや得られたものはどういったところにあると感じますか?

 

――幸い、自分の経験としても、J1、J2のチームやJ3のチームと、試合に出てないメンバーとの練習試合を組むことが多かったので、その時は大した差は感じなかった印象でした。

やはり基本的に試合に出てる選手がサッカーも良い選手なので。そこは選手達には、大した差は無いんじゃないかと伝えていましたし、実際チームとしてもBチームとなるとそこまで強度の高い活動はあまりしていないと思うので、そういう意味では練習試合であっても経験してきている我々の方が、もしかしたらBチームとしての完成度は高いのかなという印象も持っていました。

そういう意味では選手も臆せずにやれていたと思いますし、何よりも良い舞台でやらせてもらえたというのは大きいですし、そして最後は競ったゲームになったので、やっぱり球際の強さだったり最後のクロスの質だったりは学ばなければいけない部分が多かったです。

ただ、実際いる選手で、そういう選手と戦って得られた経験というのは、多くのお客さんの前で、厳しい展開が多いゲームでも90分最後までやれたというのは、すごく大きな経験になったと思います。

なので、差というところでは、そこまで個人個人で感じるところはそれほど無かったので、そういう意味では、大体想像通りだと感じています。

 

 

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