【試合情報】6/15(日)クリアソン新宿戦 試合結果につきまして
2025年6月15日

2025年6月15日(日)開催の第27回日本フットボールリーグ(JFL)第12節、クリアソン新宿 vs. いわてグルージャ盛岡の試合結果についてお知らせいたします。

 

 ◆◇◆ 試合結果 ◆◇◆

 

クリアソン新宿 0-1 いわてグルージャ盛岡

(前半:0-0/後半:0-1)

 

 

 ◆◇◆ スターティングメンバー ◆◇◆

【いわてグルージャ盛岡】

名良橋拓真、嶋津柚杏、中里崇宏、山内舟征、弓削翼、道本大飛、新玉瑛琉、小林祐希、濱名真央、藤本憲明、岡﨑大志郎

 

【クリアソン新宿】

浅沼優瑠、坂本修佑、上野正騎、赤井シャロッド裕貴、吉田将也、石井圭太、池谷友喜、前澤甲気、齊藤和樹、中山仁斗

 

 

 ◆◇◆ 得点者 ◆◇◆

【いわてグルージャ盛岡】

90+2分 No.11 藤本憲明

 

 

【クリアソン新宿】

なし

 

 

 ◆◇◆ 公式記録 ◆◇◆

公式記録についてはこちら

※公式記録は速報となり修正が入る場合もあります

 

 

 

 ◆◇◆ 星川 敬 監督コメント ◆◇◆

■総括

まずはクリアソン新宿さんに、こういった舞台を用意していただいて感謝しています。

なかなかJFLでこうした舞台で試合をすることも少ないですし、そういう意味ではお互い良いテンションでサッカーができて良かったのではないかと思います。

 

試合に関しては、アトレチコ鈴鹿戦のイメージで長いボールを主体に入れてくるのでは、という想定もあって臨んだので、そういう意味では想定通りだったと捉えています。

 

立ち上がりのところでは、ビルドアップから背後にもウィークがあると分析からの報告を受けていたので、そこでシュートまでいったのですが、もうひと工夫、最後の得点シーンみたいな、そこの勇気っていうのが(全体を通して)無かったので、そういったところではまだまだ課題があって、こういう順位にいるのかなと思う部分でもあります。

 

ただ、メンバー的にも最適解に近いものが見つかりつつあるので、ここから負けないようにやっていきたいと思います。

 

 

■質疑応答

小林選手と藤本選手について、多くのチャンスがありながら、それまで決まらなかったこと、最後で決まったことの違いはどのあたりにあるんでしょうか?

 

――そうですね、もうひとつ内側が取れなかった、というところかなと思います。

藤本がターンしてシュートを打ったシーンは、カウンタープレスから奪ってすぐだったので、崩しきるという意味では、ボールを持った状態で内側を取りきれないまま、そういったところに刺すボールっていうのが(出せずに)、コンビネーションを合わせようとはしていたのですが、どうしてもボックス周辺の攻撃が、最後ゴールしたシュートとは違い、藤本のところまでパスがなかなか行かなかった。ボックスの外からのシュートだと、このラインに進入するのがなかなか難しい。

そういう意味では、小林が前向きにターンできるチャンスが増えても、レシーブ、その先が今日に関しては無かった。それらが次の課題と捉えています。

 

 

17番の岡﨑選手が初出場と思いますが、彼を早速起用した理由と彼の評価をお願いします。

 

――彼に関しては、シーズンスタート時はフィジカルコーチとしてチームに入って、提携先からも選手としての可能性もあるので見てください、と言われたのがきっかけです。

 

それで直近の練習試合、ヴァンラーレ八戸とベガルタ仙台それぞれの監督さんも良い選手ですね、と言ってくれていて、そういったところでも評価が高い選手でした。フィジカルの素晴らしさと、右サイドのワイドは不慣れな部分もあったのですが、空中戦で勝てる選手というのがなかなかいなかったので。

 

そういう意味では、90分やってくれれば真ん中もあったと思うのですが、ビルドアップの逃げ先にもなれる選手ですし、守備のところはまだまだエラーは多いものの、育てていくという意味で面白い選手だと思っています。

 

あとは、今日の起用は突然というわけではなく、(フィジカルコーチとして)3月から一緒にプレーはしてきていたので、皆さんにとっては突然のことかと思いますが、チーム内においてそういったところの心配は一切なかったです。

 

 

前節の勝利から、今回の試合で連勝が飾れたというこの結果について。

そして国立という舞台で、岩手のサポーターも多く来てくれていました。そのサポーターの応援についていかがでしたでしょうか?

 

――6連敗して、うまくいかない時期があって。そういう中でも試行錯誤しながら少しずつメンバーを固めて、まとまって、その中でHonda FC戦の悔しいゲームを、次のFCマルヤス岡崎戦に繋げて勝利して、その勝利を今節にまた繋げられた、という点では、みんながしっかりやってくれたからこそと感じています。

ただ、もう少しリードできる、という気もしていたのですが、そこはやはり国立競技場という舞台と、相手が最後まで走り切る力を持っていて、それを崩しきるところまでいかなかった。それは課題として残していると感じていますし、あとはJFLというカテゴリに関しても、僕はJ3でも指揮を執ってきましたが、(今グルージャには)J1にいた元日本代表の選手もいる中で、JFLのレベルの高さは肌で感じています。

だからこそ、多くのファンサポーターの方々や来場の皆さんに観ていただけたら良いなと思っています。

 

 

中2日で今度は天皇杯の横浜FC戦があります。そこに向けていかがでしょうか?

――今回メンバーから抜けた選手を中心に、しっかりやってくれると思っています。しかも会場としてもニッパツで、格上の相手とやれる機会はそうないですし、選手たちのモチベーションも高い位置にあると思います。だからこそまたもうひとつ良いゲームをして、ホームゲームのY.S.C.C.横浜戦に繋げられたらと思います。

 

 

小林祐希選手について、彼は日本代表でもやっていて、そういう選手がチームにいることによって、プレー以外にチームに与えている影響はどういったところにありますか?

 

――やっぱり練習から刺激を与えている点にあります。経験値もスキルもJ1・日本代表のレベルなので、全体の質の向上というのもありますし、あと彼は皆さんもご存じの通り、良い意味で遠慮のない選手なので、やっぱり言い切るところ、そこに対しては僕としても助かるというか、そのレベル感というか、実際そういうところをオブラートに包んで伝えてうまくいくはずはないので。確かに、そういうところでチーム内での衝突もありました。それでも今では彼の言っていることが正論だったとみんなも感じているし、気付いている。そういう意味でも彼と一緒にプレーすることによって質はどんどん上がっていると思います。

ただ、やっぱり得点のところで、藤本が取って小林が取って(ベテランが得点する)だけではこのチームの未来は、厳しい言い方をしますが、無いと思っています。今日も結局は藤本のスーパープレーでゴールが決まっていますし。そういう意味ではその成長の難しさというのも感じていますし、メンタル面での甘さを乗り越えること。(ベテラン勢の)見本を参考に、しっかりやってほしいので、今後もそこは選手たちに求めていきたいと思います。

 

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