【試合情報】第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会 1回戦vソニー仙台 菊池監督コメント
2017年4月23日

【菊池監督コメント】

ソニー仙台さんは力があるチームというのは、試合をする前からわかっていましたので、五分五分の試合展開になるだろうなとは思っていました。選手たちには「攻守において球際で負けないように戦おう」と伝えました。失点してもおかしくない場面はありましたが、粘り強く戦った結果、2点を取って全員で戦って勝てたことは良かったと思います。

 


 

質疑応答

-公式戦3試合連続無失点の守備陣への評価は?

結果としては0で抑えてはいますが、ご覧の通り失点してもおかしくない場面はありましたので、そういう場面を含めて相手の攻撃をパーフェクトに抑えるのは難しいのですが、ピンチの場面を減らす努力はしないといけないと思います。ですが、結果的に無失点にできているのは選手たちにとって自信になっていると思います。

 

-前半はパスがつながらず相手の時間が長いように見えたが、うまくいかなかった要因は?

前半はボールを出した後、止まってしまうというシーンが多かったかなと思いました。ハーフタイムに入ったところで、ボールを受ける場面をもっと増やそうという指示をしましたが、足元で受けることが相手に狙われていたので、目線を変えて相手の背後にボールを入れようという指示も出しました。

 

-相手が優勢な時間が長いなかでも、勝利することができた。一番の要因は何か?

主にセットプレーでの浮き球や対人のマーク、そういった場面で粘り強くできたことが、上手くいった要因だと思います。また、中盤での攻防でのボールの奪い合いで、奪われる場面もありましたが、奪えていた場面が少なくなかったというのも良かったと思います。

 

-菅本選手のプロ初ゴールが決勝点になった。彼を投入した意図は?

相手ベンチも動いているなか、こちらのサイドが少し停滞してきていたので、前への推進力に期待して彼を送り出しました。試合に入ってからは何度か右サイドを突破していましたし、1点目のゴールもそうですが、2点目の起点も彼のサイドからだったので、そういう意味では良い方向に進んだなと思います。

 

-菅本選手はチームにとってどういう存在か?

基本的には24人の全選手がチームとしての総合力で戦うという方針ですので、特定の誰かだけが重要ということはありません。もちろん試合の出場数にこそ違いは出てしまいますが、右サイドは菅本選手以外にもプレーできる選手はいますので、良いチーム内での競争につながってくれればいいなと思います。ですので、今日の菅本選手の良いプレーというのは今後の彼にとってもチームにとっても、良いものになると思っています。

 

-2回戦ではJ1のクラブとの対戦となるが、今どういう心境か?

現在、J1でも首位のいわゆる”ビッグクラブ”と試合ができるというのは自分のキャリアにおいてとてもプラスになりますし、2回戦まで時間はあるので、それまでにリーグ戦でしっかりと戦えるように準備をしたいと思います。

 

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