【チーム】ツエーゲン金沢戦 記者会見コメントについて
2024年11月03日

本日行われました明治安田J3リーグ第35節「ツエーゲン金沢vsいわてグルージャ盛岡」の星川敬監督記者会見コメントについてお知らせいたします。

 


 

 

試合的には金沢さんは10試合勝ち無しの中、前節良い試合をして勝っていて、勢いと本来持っているポテンシャルを止めるのがなかなか難しい展開のゲームでした。そういった中で、相手の攻撃を受けながらも少ないチャンスをものにする、というプランで前半は良かったと思います。後半のアンラッキーな失点が試合的には厳しかったのかなと思います。ただ、最後まで守備の強度を保ったまま走り切ったので、少し運はあったかもしれませんがこういったゲームを(私が)来た当初から出せていなかったと言うのが最終的にこの順位に決まってしまった原因だと思うし、自分が感じていたことを改善することが難しくて、全ての人に申し訳ない気持ちです。

 

Q.なかなか勝ち越すことが出来なかった後半についてどう感じていらっしゃいますか。

攻撃はいい形で前半得点ができましたが、守備をもう少し改善しないといつか(得点を)入れられるというのがありました。1-0でリードをしている時にしっかり守備の改善をしたかったので、守備のやり方を少し変えてボールを奪った後も攻撃に行きやすいようなかたちにしたかったのですが、リードしている時間が短かったので難しかったです。最後守備の形を変えて攻撃的に行きましたが、相手の攻撃を我々のファイブバックが防いて攻撃に行く選手を変えづらく、ボールが動いていればもう少し選択肢がありましたがボールもあまり動いていなかったので、守備の時間からカウンターしか見出せていませんでした。本来の我々のスタイルではありませんでしたが、闘う気持ちを見せてくれたのでポテンシャルはあるチームだと改めて感じました。

Q.シーズンを通してこの闘いを続けられなかったのがこの成績という受け止めでしょうか。

そうですね。大宮戦の後半とか今日みたいに90分通して、という所が色々なゲームでサポーターさんが不満に思っていた所だと思いますし、僕らも不満に思っている所ですが、、、ムラがあると言うか、本来チームを引っ張って行かなくってはいけないベテランが(怪我などで)なかなか全員揃わなかったのは、若い選手が多いチームなのでそういった面でも難しかったのかなと思います。

Q.順位が確定しましたが率直に気持ちをお聞かせください。

(チームを)受け取った時の順位から上げられなかったというのは、本当に申し訳ない気持ちです。ただ、最後まで闘うことが1番大事ですし、JFLの結果次第ということもありますが、「しっかり1からやり直して応援をしてもらえるチームに。」というのはクラブの使命でもある思います。やはりJリーグに居るべきクラブだと思うので、そこに対して残りの3試合で可能性を見せたいです。こういったゲームでも遠いアウェイの地まで来てくれるサポーターの皆さんは我々の原動力になってくると思うので、皆さんをがっかりさせないようなゲームを残り3試合行って行くことが大事なのかなと思います。

Q.今日の試合を勝つしかない状況で、試合前には選手等にどのようなことを伝えたのでしょうか。

僕が来てからもターニングポイントとなる試合はいくつかありましたが、その試合でも今日のようなゲームが出来ていない現状というのは不満に思っていましたし、ここまで追い込まれないと出ないのかなと思ったので、ここで出さないと本当に今までやってきた意味がなくなってしまうということを強調しました。今までも勝たなくてはいけない試合は何試合もありましたが、それでも今日のようなリアクションにはならなかったので、言い続けて来ても意識の差といのは奈良さんやYS横浜さんの試合と見比べても少し欠けている部分だったので、そこを引き出せなかったというのが凄いもどかしさを感じでいます。そういった意味では今日、土壇場になって力が出たと思いますが、もう遅いので。

Q.今期勝てない状況が続いていましたが、選手の取り組む姿勢というのはいかがでしたか。

ネガティブな雰囲気にはなりませんでしたが、それが残留を目指すチームの雰囲気なのかと言われると難しいかなと。もう少しシリアスになって欲しい場面もあったので、チーム全体としてこの順位なので雰囲気が足りなかった部分はあるのかなと思います。ただ、若い選手も多いですし未来のある選手も多いので、僕はこの経験が次に繋がると信じているので残りの3試合、まだ順位が決まらないチームもある中で我々が来シーズンのことを言っていたら失礼だと思うので、最後までベストメンバーでいいゲームをしたいと思います。

Q.ベテランの深津選手はチームをどう引っ張ってくれていましたか。

今日のゲームを見ていただければ、彼の存在価値というのを十分に発揮してくれていることがわかると思いますし、やはりああいった選手が怪我で数試合居なかったというのはチームにとっても痛かったです。やはり後ろから選手を鼓舞する声が少なかったので、大宮戦でもそうですがそういったことをやってくれて、やはり必要な選手ですし力がないとチームはまとまっていかないので。そう言った意味では、中村や西もそうですがこういった選手が揃った試合が少なかったというのが難しい結果になった原因の1つかなと思います。

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