【クラブ】Y.S.C.C横浜戦 松原良香監督記者会見コメントについて
2023年7月18日

7月16日(日)に行われました「2023明治安田生命J3リーグ第18節 vs.Y.S.C.C横浜」の松原良香監督記者会見コメントについてお知らせいたします。

 


 

いわてグルージャ盛岡の応援に来てくださり、ありがとうございました。

 

「選手が素晴らしかった!」の一言です。信じていました。

ギラヴァンツ北九州戦で不甲斐ない試合をして、ずっと悔しい思いをし、光明が見えたのは試合翌日、4-1で勝った八戸戦(トレーニングマッチ)でした。試合に関わらなかった選手がメインでしたけど、見事でした。

 

活躍した選手の一人が加々美登生でした。今週みんなとコミュニケーションを沢山とり、選手がどういう気持ちなのかを知るために、私自身が歩み寄らなければいけない。

そう気づかせてくれたのが選手であり、秋田さん(社長)であり、神野さん(GM)であり、コーチたちであり、僕の周りの方たちでした。「一岩というのはそういうことなんだな」と。

 

今日は加々美登生がゴールを決めました。それは彼自身が僕を動かしたんですよね。僕自身もそうです。僕の力不足で選手の力を存分に、目一杯発揮させてあげられなかった。だからもっとコミュニケーションを取るようにした。

今週はトレーニングも含めて選手たちとハードワークをしてきました。選手は約30人、誰も手を抜いていない。この試合のメンバー選びは本当に熟考しました。

 

今季初めていうことなしの1週間だったと思います。今日の試合前のミーティングも考えて準備しましたし、ウォーミングアップしている選手をみて「いけるな」と思いました。ゴールを決めていて、集中していた。彼らの目つきが違いました。

 

試合の方は前半からアグレッシブに行こうと。縦の意識をさせました。どういうふうに縦を意識させるか。桐蒼太と南拓都。両ウィングは速さがあります。それからセンターフォワードは宮市剛にしました。相手の守備陣のウィークポイントは前への力強さと背後のスペースにあると私は思っていたので、空中戦も含めて起用しました。しっかりターゲットになってボールを収めてくれました。本来はトップが相手を背負って全体を前向きにさせるのが通常。そういうプレーがこれまでのいわてグルージャ盛岡ではできなかったんですけど、宮市剛がやってくれて、全体も共有してくれた。李栄直がシュート2本、中村充孝も2本。シュートはチームで11本。我々の方がチャンスをつくり、3~4点入ってもおかしくない試合だったと思います。

 

ベテランが本当に締めてくれました。「絶対に勝つんだ。昇格するんだ。」丹野研太、田代真一、甲斐健太郎を含めてみんなでやってくれた。出ていないメンバーもチームのためによくやってくれた。一つになってくれた。

ただ、一喜一憂せずに、次のガイナーレ鳥取戦に向けてしっかり準備してやっていきたい。オフにして頭も体も休めて、オフ明けから一岩になってやっていきたいと思います。

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