8月28日(土)に行われました「2021明治安田生命J3リーグ第16節 vs.ヴァンラーレ八戸」の秋田監督インタビューコメントについてお知らせいたします。
<秋田監督コメント>
今日も沢山のサポーターの方に来ていただき、ありがとうございました。
皆さんのおかげで勝ちきることができました。
簡単な試合にはならないと思っていたが、これほど苦しむとは思っていなかった。再開ということで緊張感やちょっと勇気を持てずに、やらなければいけない部分が消極的になってしまった。今日の試合を勝ったことで大きく流れを変えることができると思うし、次の試合もいい準備をして勝ち点3を狙っていきたい。
<質疑応答>
■「立ち上がりに失点をしてしまったが」
1点目は相手の前にボールがこぼれてしまった。もっとボールに対して、相手に対して寄せる部分が欠けていた。スリッピーな環境の中で、なかなか強くいけなかった。
2点目に関しては、野澤選手が出てくる前に相手に触られてしまったが、本人にはどんどんトライしろと伝えている。次の試合までにしっかり修正し対応できると思う。
緊張感や観客が入った前でやることは初めてに近い状態だったと思うので、チームが勝ちきれたということは評価してあげたい。ただ、修正すべき点はたくさんある。良いメンタリティ―を持っているので徐々に修正してくれると思う。
■「粘り強い守備が特徴の八戸を相手に3得点取れたことは自信になるのでは」
前回も3点取れたが、前回とは全く別のチームになっていた。今日は相手が攻撃に出てきたことで、自分たちが苦しんでしまった。ボールを持たれてさばかれたことでマークがつききれず、前半の終わりは非常に苦しんだ。ただ、しっかりと耐えたことは勝ちに繋がった1つの理由だった。
■「加々美選手が積極的にチャンスに絡んでいたが」
加々美選手には勝負の年だと話をしている。サイドハーフやシャドーと、どこをやっても運動量やスピード、パンチ力のあるシュートはJ3の中で結果を出せる選手。シュートに関しても、前半のチャンスは得点に繋がらなかったが、最後に決めきってくれた。今勢いに乗っている選手だと思う。加々美選手のような若手が出てくることでチームにも勢いが出てくる。この勢いに乗って、チームも上昇していきたい。
■「結果が欲しい試合だったと思うが、大きな勝利だったのでは」
結果だけしか考えていなかった。バタついてしまったが、再開の試合で勝てたことは勝ち点3以上の価値のあるゲームだったと思う。
■「中断期間中に積み重ねてきたものや、指示してきたことは出すことができたか」
できた部分もあればできなかった部分もある。勇気を持って自分たちでボールを運ぶことができなかった。いろんな理由はあるが、徐々にできるようになってきたのが後半の終盤だった。
■「中断期間中に特に力をつけた選手を上げるとするとどの選手か」
加々美選手やビスマルク選手。彼らは若く、ひたむきに上手くなりたいという気持ちを持ちながらやってくれている。ビスマルク選手が決勝点のアシストをしたが、少しずつJ3リーグのサッカーにフィットしつつある。まだ粗削りではあるがこれからが楽しみな選手。