3月28日(日)に行われました「2021明治安田生命J3リーグ第3節 vs AC長野パルセイロ」戦の秋田豊監督インタビューコメントについてお知らせいたします。
<秋田監督コメント>
内容としては悪くない結果だったが勝ち点3をホーム開幕戦で取りたかった。ゲームの内容としては90分間集中力高く戦うことができ、途中出場した選手も今まで出ていた選手以上のパフォーマンスをしてチームに勢いを与えるプレーをしてくれたので、プラスに考えている。
■「我慢比べになることが予想された試合だったが、試合前はどういった指示を選手に送ったか」
長野はハードワークをして守備面も攻撃面もチーム一体となって戦うので、我慢比べになると話していた。ただ、相手の弱点もしっかりと分析をしながらアプローチをしたが、崩しがもう一歩足りなかった。こういう拮抗したゲームになった時大切なのがセットプレーでの得点。そこで得点が取れれば大きく流れがくると思う。
■「交代した選手が勢いをもたらしてくれた。チームにとってプラスになるのではないか」
違った特徴の選手を出すことで、チームのバージョンを変えることができる。ビスマルク選手に関しては、大きなチャンスが転がってきたと思う。どんな時でも全力でトレーニングをしてうまくなろうとしていた結果、チャンスが舞い降りてきたのではないか。
■「しっかり決めきることが今シーズンも大きなポイントになるのでは」
目標を達成するためには、試合を決める得点が必要になってくる。守備面では牟田選手を中心に集中力高く組織的に戦えているので、課題である得点の部分をみんなでクリアしていこうと話をした。
■「攻撃面で前半はどのように攻めようと考えていたか?また、ブレンネル選手に変えた後半はどのように攻めようと考えていたか」
長野の組織が非常にコンパクトだったので背後を狙いたかったが、なかなか起点ができなかった。逆サイドに良いスペースがあったので、そこをうまく使えているときはいい攻撃ができている。ボランチの脇を中心に攻撃の起点を作りたかった。
ブレンネル選手が入った時は、前からのプレッシングを継続していく。昨年の終わりから守備でのハードワークができるようになってきて、前線でのキープ力は他にないものを持っていてしっかりと見せてくれた。最終的には得点を取れる選手になってほしいと思う。
■「途中出場したビスマルク選手。同じディフェンダー出身の監督から見て、どのように育てていきたいか」
人にない特徴を持っている選手。足りないものも多くあるので、そこをある程度のベースに引き上げることで、試合に絡んでくる時間や回数も増えてくると思う。
・記者会見を受ける秋田豊監督