【神川監督 会見コメント】
このとりぎんバードスタジアムには1995年のインターハイの時に来て以来、その時から非常に良いスタジアムだなと印象を持っていました。サポーターの皆さんには我々がここに到着した時も拍手で迎えて下さったり、試合中の雰囲気もとても良くてまさに「アウェーに来たな」という雰囲気を感じることが出来て、そういった雰囲気を作って下さったガイナーレ鳥取の皆さんに心から感謝申し上げます。また、遠方からグルージャ盛岡のサポーターの方もたくさん来て頂きまして、この暑いなか最後まで諦めることなく我々を支えて下さったことに深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
今日は連勝中のガイナーレ(鳥取)さんと対戦ということでどうしてもホームで戦った7月3日のゲームがあまりにも日程的に近かったものですから選手はどうしてもそこの(2-0で勝利したという)記憶に頼るのではないかということで、とにかくこの1週間は「前回のことは忘れろ」と。ガイナーレ(鳥取)さんも全然違ったチームになってると。システムも変わってるし、新しい外国人も入ってるし、非常に手強いチームだということで準備をしてきました。そういうなかで我々はここ2試合無得点でございまして、ゴール前の精度を欠くところがあったのでそういったところを(修正することに)時間をかけて準備してきました。試合はオウンゴール2回(※公式では17分の失点のみがオウンゴール)という珍しい形でリードを与えてしまったんですけれども、何とかそこからサッカーを変えることなく我々のスタイルである、下でしっかりつなぎながら人が関わる、横ではなく出来る限り縦にボールをさして人が関わるというやり方を0-2になった状況からでも貫いて最後に追い付いて何とか勝ち点1を持ち帰ること出来たのは、本当に選手が一歩成長した姿じゃないかなと感じ取れます。これでひとまず(リーグ戦は)中断となって我々は天皇杯予選の決勝を控えております。そこでしっかりとトライをして天皇杯本大会の切符を掴むために、この会見の直後から準備を進めて参りたいと思います。
本当に今日は暑いなか色々と支えて下さったことを感謝しております。誠にありがとうございました。