1月15日(火)、盛岡市内にて「2019いわてグルージャ盛岡 新加入選手記者会見」を実施しました。
新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
皆さまには、日頃より力強いご支援、熱いご声援を賜りまして誠にありがとうございます。
昨年は、県内33の全市町村様にホームタウンのご承認を頂きました。名実ともにクラブスローガンであります岩手「一岩」のベースができたと思っております。
それに伴いまして、2019シーズンよりチーム名に「いわて」を冠し「いわてグルージャ盛岡」と変更させて頂きました。エンブレムも岩手県の形をかたどったデザインで、ロゴやフラッグ等も変更させて頂き、チームは新たなスタートを切ります。
また、過日1月10日に開催致しました株主総会ならびに取締役会におきまして、2月1日付にて次期代表取締役社長に宮野聡氏の就任を決定致しました。宮野氏は、一昨年弊社常務取締役を務めて頂き、昨年は社長補佐としてクラブに貢献を頂いております。これまでコンサルティングの経験も豊富な方で、一般事業会社をはじめ、プロサッカークラブ等の経営にも携わり、高い知見を持った方でございますので、必ずや弊クラブを良い方向へ導いてくれるものと確信致しております。宮野新社長につきましても菊池同様、引き続きまして何卒よろしくお願い申し上げます
2019シーズンは、チーム名、エンブレム、ロゴ等を変更し、宮野新社長を迎えての新たな船出の年となります。その記念すべき年となる今シーズン、菊池利三監督3年目のシーズンに「いわてグルージャ盛岡」を更に上のステージへ押し上げるために、力強い多くの新入団選手が岩手に来てくれました。大いに期待して下さい。
岩手県民の皆様に広く愛され、応援頂ける「岩手一岩」のチームとなれるように精進して参りますので、2019シーズンも尚一層のご支援、熱いご声援を賜りますようお願い申し上げます。
こんにちは、今シーズンより㈱いわてアスリートクラブの代表取締役社長を勤めさせて頂く宮野でございます。
地元である岩手県盛岡市のJリーグクラブの舵取りを担えることを、大変光栄に感じております。
昨年末、Jリーグにおいてスタジアムライセンス基準の緩和措置が図られましたが、本措置をもってしても、来季、J2昇格基準を満たす順位を達成したところで、J2ライセンスを満たすスタジアムが県内には無いため、昇格することはできません。
他方、昨年より、J2→J1ライセンス基準を県内に具備すべく、県内各所との対話を本格化させております。
斯様な中、クラブとして、どのようなシナリオを描いて今シーズン以降を戦うのか。詳しい目標は菊池監督から述べて頂きますが、J2ライセンススタジアム基準を具備するタイミングでJ2昇格順位を射程圏内に捉えるべく、昨シーズンの実績を土台に積み上げを重ね、今シーズンもより多くの勝利を勝ち取れるよう、取り組みたいと思います。
他の全てのクラブ同様、一戦必勝で積み上げる中、当然、我々も「優勝」という2文字は最大の到達点です。今回加入してくれた選手達、昨シーズンから継続して戦う選手達、監督・コーチ陣、スタッフが一岩となり、躍動感あるプレイでJ3の舞台を席巻し、岩手の皆さまにこれまで以上の喜びと感動を届けるべく、戦って参ります。
また、昨年末、陸前高田市が当クラブのホームタウンに入って頂き、チーム名に「いわて」を冠したことにより、名実ともに岩手「一岩」のクラブとなりました。今シーズンより、毎年設定しているチームスローガンは設定せず、グルージャの礎として掲げているクラブスローガン「一岩」を、普遍であり唯一のスローガンといたします。よろしくお願いいたします。
皆さん、こんにちは。今シーズンもよろしくお願いいたします。まずは監督として3年目を迎えられることに感謝の気持ちを持って戦いたいと思います。
昨シーズンは「勝ち点40」とそこからの上積み、「一桁順位」というのを目標に設定し挑んだわけですが、「勝ち点40」は達成し、「一桁順位」という部分に関しては達成出来ませんでした。ゲームの内容としては、ホームでは勝ち越し(7勝3分6敗)、順位も2017シーズンから2つ順位を上げられましたが、勝ちきれるゲームを落としてしまったことが、順位が伸び悩んだ要因だと思います。
今シーズンはですね、スタッフとも共有しまして、チームの目標を「勝ち点50」「一桁順位」と設定しました。また、昨シーズンは天皇杯も1回戦敗退という結果でしたので、上位カテゴリーとの対戦「3回戦進出」というのを目指して戦っていきたいと思います。
昨シーズンは全体的に若いチームで平均年齢もぐっと下がりましたが、今シーズンも若い選手が多く加入しました。入れ替わりがあるので、土台という部分に関して作りにくいかもしれませんが、既存の選手も含めて強固なグループを作り、昨シーズン以上にゴール前でのシーンを皆さまにお見せ出来るようなゲームをしたいと思います。
「勝ち点50」という目標に関しては昨シーズンでいうと5位前後なので、厳しい見方もあるかもしれませんが、先ほど宮野新社長も仰いました通り「J2昇格」を見据えた時の大事なステップだと思いますので、目標をしっかりと達成し、今後に繋げていきたいと思います。
今シーズンも多くの方にサポートを頂いておりますので、その恩返しをピッチで出来るように選手たちと切磋琢磨してシーズンを戦って参りたいと思いますので、今シーズンもよろしくお願いいたします。
皆さん、こんにちは。今シーズンより強化・育成部で強化担当を務めます田中と申します。改めてよろしくお願いいたします。昨シーズンを含めて4年間、グルージャ盛岡にプレーヤーとして在籍した経験、そして菊池監督の下でプレーした経験がありますので、選手に一番近い存在として、クラブと選手個人個人の目標達成のために、強化担当という立場からチームを支えたいと思います。今後ともご支援、ご声援のほど、よろしくお願いいたします。
改めましていつも多大なるご支援を賜りまして、誠にありがとうございます。私の方から2019シーズンの強化方針をご説明させて頂きます。
皆さまもご存知の通り、得点数は増加(32得点(2017)⇒41得点(2018))しましたが、失点数も増加(49失点(2017)⇒56失点(2018))し、失点数はリーグワーストとなってしまいましたので、まずは守備のテコ入れに着手しセンターバックの選手を重点的に多く迎え入れることになりました。加えてセントラルミッドフィルダー、要するにボランチの選手もどちらかというと守備が得意な選手を獲得しました。ただ、守備的な選手を獲得したからといって守備的なチームを作るというのではなく、菊池監督の掲げる「いかに失点をせず、ボールを奪取して素早くゴール前に運んで決定的な場面を作れるか」というサッカーを追及していきたいと思います。
あとは、クラブとして「勝ち点50」という目標についてですが、J3昇格以降、我々は達成したことがありません。「勝ち点40」「一桁順位」という目標を掲げた昨シーズンは勝ち点の部分は達成でき、順位の部分は達成出来ませんでした。達成出来ていないからこそ、目標として設定し、新たに「勝ち点50」という目標を何が何でも達成したいと思います。その中で多くの選手、スタッフへのメンタル面も含めたケアを、隣におります田中と共に、これまで以上に取り組んでいきたいと思います。田中からも先ほどご挨拶の言葉の中でもありましたが、本人も相当な覚悟を持って強化担当になってくれました。県内外に向けて「グルージャは変わった」という認識を持ってもらえるように、「いわてグルージャ盛岡」というクラブが生活の一部になり、岩手のチームとして、県民の皆さまから心から応援され、必要とされる存在になっていけるように精進して参ります。
まずは、目標達成の為に1試合1試合全力で戦って、そして勝っていきたいと思います。今シーズンもどうぞよろしくお願いいたします。
グルージャ盛岡ユースからトップチーム昇格になりました清水敦貴です。小学生の頃からお世話になっているこのクラブで、これからもプレーすることが出来て大変嬉しく思います。チャレンジ精神を忘れず、日々のトレーニングから取り組み、岩手の皆さんやアカデミーの選手たちに勇気や希望を与えられるように一生懸命頑張ります。よろしくお願いします。
はじめまして。京都出身なのですが、昨シーズンはオーストラリアのクラブでプレーしていました櫛田一斗です。久しぶりの日本でのプレーとなりますが、32歳という年齢で獲得して頂いたこのクラブへの感謝とその意味を理解し、チームとしても個人としても結果を出せるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。
FC岐阜から期限付き移籍で加入しました薮内健人です。自分は攻撃の選手で攻撃面でチームを引っ張っていけたらと思っています。よろしくお願いします。
横浜FCから3シーズンぶりに加入することになりました石井圭太です。当時よりパワーアップした姿を見せないといけないと思っていますし、プレーで示して結果を出したいと思います。よろしくお願いします。
皆さん、こんにちは。レノファ山口FCから廣田隆治です。今シーズン、いわてグルージャ盛岡でプレー出来ることを嬉しく思います。チームと共に自分自身も成長出来るように頑張ります。一年間、よろしくお願いします。
ザスパクサツ群馬から来ました吉田直矢です。チームとしての目標を必ず達成出来るように、1試合1試合しっかりと戦っていきたいと思います。よろしくお願いします。
皆さん、こんにちは。SC相模原から来ました米原祐です。ポジションはDFで、昨シーズンは失点数が多かったということで自分の特長でもある「身体を張った守備」でチームに貢献したいと思います。岩手には「結果を出す」という強い覚悟を持って来たので、一年間どうぞよろしくお願いします。
こんにちは。モンテディオ山形から来ましたGKの射庭康太朗です。昨シーズンは失点数がリーグワーストということだったので、自分のプレーでケアしていき、岩手の皆さんに喜んでもらえるような試合が出来るようにピッチで表現していきたいと思います。よろしくお願いします。
こんにちは。ブラウブリッツ秋田から来ました深井脩平です。僕もDFの選手なので少しでも失点を減らし、少しでも後ろからチームの勝利に貢献できるように頑張ります。よろしくお願いします。
昨シーズンは藤枝MYFCでプレーしていました木下高彰です。チームが一つでも多く勝てるように、まずは日々の練習からしっかりと取り組んでいきたいと思います。よろしくお願いします。
いわきFCから来ました菊池将太です。ポジションはFWです。ゴール前で仕事が出来るようにしっかりと準備したいと思います。応援よろしくお願いします。
SC相模原から来ました麦倉捺木です。自分の左足のキックやクロスを見て頂きたいと思います。岩手には覚悟を持って来ました。一年間よろしくお願いします。
●菊池監督に聞きたい。昨シーズンは「勝ち点40達成」という明るい材料もある中で、昨シーズンとはまた違ったメンバーで戦う難しさもあると思うが、昨シーズンを今シーズンにどのように活かしていきたいと思うか?
(菊池監督):「勝ち点40」を達成出来たのは本当に良かったと思っていますが、今シーズンも特別何か変わったことをしようということは考えておりません。昨シーズン、得点に関してはリーグでも上位でしたので、良い部分は残しつつさらに磨きをかけて、お客さんもゴール前でのシーンには期待していると思いますので、継続性を持って取り組んでいきたいと思います。その反面、押し込む中で逆にカウンターから失点してしまったり、セットプレーからの失点も多かったので、相手陣内ではチャンスを、自陣ではピンチを限りなく減らすことを、ここにいる新加入の選手たちと引き続きプレーする既存の選手たちと一緒に取り組んでいきたいと思います。
●清水選手に聞きたい。アカデミー史上初のトップチーム昇格ということで、具体的に岩手の皆さんにはどんなプレーを見せたいかと目標を教えて欲しい。
(清水選手):自分の持ち味は、左足のタッチであったり、攻撃のチャンスを作るということなので、攻撃面での貢献と、とにかく走って献身的な守備で、気持ちの面をプレーで見せて感動を与えたいと思います。目標は大きく、開幕スタメンを狙います。
●櫛田選手に聞きたい。若いチームの中で自身の役割をどう考えているか?
(櫛田選手):僕自身、性格的に言葉で周りを動かすタイプではないので、どちらかというとピッチ内のプレーで引っ張っていければと思いますが、ピッチ外は久しぶりの日本なので、むしろ僕自身の方が学ぶことが多いかもしれません。口で自分のキャリアや経験を伝えるのが苦手なので、プレーで表していければいいなと思います。
※なお、平川元樹選手は諸事情により、本日の記者会見は欠席となりました。