まずはこのような環境を整えて下さった関係者の皆さまに感謝させて頂きたいと思います。そして応援して下さる皆さまに今日は勝利をお届けすることが出来て本当に良かったなと思います。
ゲームの方は、我々の背後に注意して臨んだのですが、群馬さんの力強さに押されて前半立ち上がりからかなり危ないシーンを作られてしまいました。後半は選手を交代で送り出した辺りから少し流れを作れるようになったものの、終盤15分くらいはほぼ相手のペースで我々の時間というものは作ることは出来ませんでした。ただ、少しだけ我々の方が流れの中で前に出ることが出来たので、ゴールにつながったのかなと思います。中断明けの琉球戦(8/25(土)第20節)から前節までかなり失点を重ねてしまっていたので、今日無失点に抑えることができたのは前向きに捉えたいと思います。今日の試合を次のホームでのゲーム(9/30(日)第25節vs福島ユナイテッドFC)につなげていくことが出来てこそ自分たちのモノになると思うので、「強い守備」というものを意識させながら臨みたいと思います。
■DFラインのアップダウンが効果的だったように感じたが、今日の試合に対してどのようなプランで臨んだのか?
(菊池監督):どうしても群馬さんはパワーを持って飛び出してくるというのがとても脅威だったので、自分たちの背後に簡単にボールを入れさせない、ラインコントロールを含めて全体でボールをしっかりと奪うというのは意識させていました。
■前回対戦(4/1(日)第5節1-1△)を含めてカウンターが効いていたと思うが、どういった指示を出していたのか?
(菊池監督):正直、カウンターに特化した練習自体はしていないのですが、ピッチの中で選手たち自身が判断してそういったプレーにつながったと思います。チームとしては押し込まれている時のカウンターというのは狙いとして持ってはいましたが、特別指示をしたわけではありません。ただ、今日に関しては上手くいったなと思います。得点シーンも一度弾かれたボールを宮市(剛)選手が押し込んだのですが、上手くいっていない時はシュートどころかあそこに誰かがいることすらないので、シュートで終わってこぼれたところに誰かがいるというのは、全体として前に出れていたという結果かなと思います。