【チーム】松原良香氏 監督就任記者会見について
2022年11月09日

 

昨日11月8日(火)に、2023シーズンより監督に就任する松原良香監督の記者会見を実施いたしましたので、お知らせいたします。

 


 

<代表取締役オーナー兼代表取締役社長 秋田豊>
おはようございます。
本日はお忙しい中お集まりいただき、ありがとうございます。
松原監督に関して、昔からの知り合いで、選手時代はFWとして色々なクラブ、海外での経験、多岐にわたる経験を積んでいる部分は監督を選ぶポイントでした。
それよりも、彼が持っているバイタリティや、成し遂げようとする力、メンタリティを買って監督にしたいと思いました。
チーム作りとしては、1年でのJ2復帰を求めています。
今までのベースを持ち、ビルドアップして、守備の課題部分を修正しながら得点力を上げて行ってほしいと考えています。
また、J2に上がることだけでなく、更に上を目指していくことをお話させていただきました。

<松原良香 監督>
本日はお忙しいところ、お集まりいただきましてありがとうございます。
ファン・サポーター、スポンサーの皆様、岩手県民の皆様、この度はこのような機会をいただきましてありがとうございます。
まず、秋田社長には心から感謝しております。
今回の私のミッションは優勝することです。私も選手時代、色々なクラブで経験させていただきましたが、サッカー経験者というだけでなく、筑波大学院でも勉強をし、自分の言葉を可視化できるように努力してきました。
秋田社長のチャレンジを一緒になって絶対成功させたいと思っています。
また、1年目から優勝を狙い、しっかりとした基盤を作りクラブをボトムアップさせること、スポーツの力を岩手県民の皆様に届けること、いわてグルージャ盛岡を中心に作って行きたいです。
次に、私がやろうとするサッカーは今までやってきたサッカーです。
しっかりとした守備ブロック、縦に速い攻撃、セットプレーでの得点は大事にしていきたいです。
大卒の選手を中心に、経験させ、成長させる、次のステップに送り出す、チームも一緒に成長させるラインを作っていかなければならないと思います。
私の目標であるJ2昇格と、ベースをしっかりと作りクラブをみんなで作り上げるものとして、レールを引いていけるように先頭立ってやっていきたいと考えています。
そうなった時、どういったサッカーが必要か。それは攻撃的な相手を圧倒するサッカーだと思います。
今までのベーシックであった守備ところから、速い攻撃はしっかりと持ちつつ、ボールを大事にすること、攻守に対してアグレッシブに行くこと、相手を圧倒すること、その中でセットプレーの攻守もしっかりと取り組むことが私の求めるサッカーです。
ただ、J3も簡単ではないと思います。口で言うのは簡単ですが、私は実行していくことができると思っています。
皆様に信頼されるように頑張ります。
このチーム変わったな、楽しみだなと思ってもらえるように行動で示して行きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

Q.監督の依頼を受けてどのように思われましたか。
8月、9月くらいに声をかけていただきました。
監督経験は、静岡FC、SC相模原でやらせていただいておりました。
監督をやらなきゃいけないなと思っていた時に、秋田社長から声をかけてくださったので、とても嬉しかったです。

Q.いわてグルージャ盛岡をどのように見ていますか。
ポテンシャルがあると思います。伸びている選手も沢山います。
0からのスタートが好きなので、環境、育成、その他全てのことにポテンシャルがあると感じています。

Q.外国人選手とのコミュニケーションを直接取れることが強みだと思いますが、いかがでしょうか。
クラブ編成部分は最も重要になりますが、クリスティアーノ選手がいたり、良い選手がいたりしますので、日本人だけでなく外国人選手も成長させていきたいと考えています。


Q.今シーズン印象的だった場面、選手があれば教えてください。
3バック、最終ライン、守備ブロックを形成する部分、前に出ていくスピード、あとは奥山選手ですかね。
最も好きなところは、秋田前監督が全員にチャンスを与えていたことです。チャンスというのは、与えられるものではなくて、自分で掴むものです。プロ意識は少しずつ植え付けて行きたいです。

Q.岩手県で楽しみにしていることはありますか。
昨日も盛岡冷麺をいただきました。
雪が降る地で生活を送るのは初めてなので、感覚が掴めていません。
温泉、お米、お魚、日本酒など良いところが沢山あります。ここでの生活が楽しみですね。

Q.選手にはお会いしましたか。
まだです。18日に試合を見させていただきます。
自分のできる範囲でゲームを見たり、コミュニケーションを取らしていただいたりしています。

Q.選手たちにどんな言葉をかけたいですか。
一緒に頑張ろうということですね。
シーズンはもうスタートしています。選手たちには優勝することが目標だと伝えたいです。

Q.目標はJ2昇格ではなく優勝ということでしょうか。
優勝を目指します。
失敗から何を学ぶのかを考えた時、なぜ降格してしまったのかを分析して、取り組まないといけません。
勝負というのは勝たないといけません。強いからこそ人が集まりますし、魅力があると思います。人が歓喜するのは点を取るところです。あとは戦う姿勢を見せてほしいと思います。

Q.攻撃的なチームカラーを出して行きたいということでしょうか。
攻撃するためにはボールを持っていなければいけません。相手の良さを消しながら自分たちの良さを出していければと思っています。

Q.アグレッシブ、縦に速いというのをどう解釈していますか。
私の中でのアグレッシブは攻撃的ということです。自分からアクションを起こしていくのが大事です。アグレッシブという意味では、前線からハイプレスをかけて攻撃的に自らチャレンジし、ユニットとなり組織化されて、ある程度のレールを敷くことが私の役目だと解釈しています。

Q.先日のトレーニングマッチのシステムは松原監督の意向ですか。
コーチたちに任せています。
4-3-3でやってもらいましたが、任せると話をしています。
出来ることを基本的にはやってもらいながら、選手の特性によって臨機応変に考えています。

Q.SC相模原のオファーを断って大学院へ進まれた理由、大学院で学んだことをどのように活かしていきたいか教えてください。
SC相模原からも何回かオファーいただきましたが、当時は勝てないと思いました。色々な方に支えられてサッカーを出来ていることがわかっていなかったので、一から勉強し直しました。
また、困難なことがあった時にどう乗り越えていけば良いか、考えられるようになりました。ゲームの中でもトレーニングの中でも同じことだと思っています。

 

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