【試合情報】東京エレクトロンテクノロジーソリューションズ株式会社Presents 北上市開催メモリアルマッチ2017明治安田生命J3リーグ第19節vs ガンバ大阪U-23 菊池監督 会見コメント
2017年8月21日

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■菊池監督コメント

前半のスタートから「入り」というのを意識して臨んだのですが、お互いの距離感が遠くて、我々のスタイルではないピッチ全体を使うようなサッカーになってしまって、ボールホルダーが孤立するという状況が、前半の悪い部分だったかなと思います。その結果、ビルドアップの際にボールに対するサポートの距離や角度がずれて、味方同士がぶつかるというようなことも起きて、後半はそういった部分を修正して臨めたことと、相手の運動量が落ちたことでチャンスが増えたことにつながったのかなと思います。GKのところでアクシデント(土井康平が相手との接触で前半12分に負傷交代)がありましたが、そこを含めた交代カードで上手くいった部分とそうでない部分があったかなと思います。

 


質疑応答

■初めての北上市での開催となり、この試合に懸ける思いは強かったと思うが、その試合で初スタメンの2選手(差波優人・土館賢人)を起用した意図は?

(菊池監督):土館選手に関しては中断期間の間で良いプレーをしていましたし、彼の特長であるボールを動かすことと、ミドルレンジからのフィニッシュに期待をしていました。差波選手に関しては中断期間中に加入して、幅広い視野と背後への正確なキックができると思っていたので、”足元”と”背後へのボール”というポイントを意識したゲームをイメージしていたので、彼らを起用しました。

 

■中島選手、土館選手、差波選手のそれぞれの評価は?

(菊池監督):中島選手に関してはあのタイミングで試合に入るというのはかなり難しいだろうとは思いましたが、問題なくプレーをしてくれたかなと思います。差波選手については後半に少し運動量が落ちて交代させましたが、パスを出して終わっていて、ボランチが預けてから飛び出すというのを要求しました。彼はもっと良くなると思っているので、今後に期待したいと思います。土館選手はボールに関わる時に広いスペースに逃げて、自分自身が次に誰とつながっていくかというようなプレーが少し薄かったので、そこをもっと距離を縮めてプレーしていこうという指示はしました。そういった意味ではよくやってくれたと思いますが、同じく後半に入って運動量が少し落ちたので、交代させました。

 

■前半の終盤に林選手を外に、梅内選手を中にして4-4-2のような並びになっていたと思うがその意図は?

(菊池監督):中盤の距離を縮めるというのと、林選手をワイドにさせないようにしながら、空いたスペースに八角選手のオーバーラップを生かすといったこともしたかったので、少しポジションの修正をしました。サイドをもっと活性化させたいというのが狙いでした。

 

■普段とは異なる会場や雰囲気だったと思うが、試合全体を通して感じたことは?

(菊池監督):交代選手を含めてこういったところで試合ができるという経験があまりないので、少し硬さもあったと思いますが、試合前には多くの人がスタジアムにお越し頂けるというのは聞いていたので、もっとエネルギッシュに勝利へこだわる姿勢を出せる試合だったと思います。15000人を動員するという目標があるなかで、今回は及ばなかったと思いますが、今後も観に来て下さる方を増やすという意味では、我々は内容と結果を含めて良いサッカーにチャレンジしていくことを追及していきたいと思います。今日は普段試合を観れない方や、特に今日は小中高生が多かったと思いますが、その方々にサッカーやスポーツの魅力というのをもっと見せられる試合だったと思います。そう考えた時にまだまだ課題は多いと思いますが、逆に考えると成長の余地がまだ残されていると思うので、そこを信じてやっていこうと思います。

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