【試合情報】陽だまり工房Presents 2017明治安田生命J3リーグ 第7節vsAC長野パルセイロ 菊池監督 会見コメント
2017年5月07日

【菊池監督コメント】

今日は試合を通じて押し込まれる展開が続いたのですが、選手全員で耐えて失点をゼロに抑えたことをポジティブに捉えて、次のゲームに繋げていきたいと思います。次のゲームでも全員でしっかり守備をしていきながら得点を奪うことをテーマに1週間準備をしていきたいと思います。

 


【質疑応答】

■今日の勝ち点1は”勝ち点2”を失った勝ち点1なのか、順当な勝ち点1、あるいは”積み上げた”勝ち点1のどの認識に近いのか?

(菊池監督):チーム力から考えると長野さんは非常に強いチームなので、どの試合も気を抜けない試合に変わりはないのですが、今日は特にボリュームがある試合だったのではないかなと思います。結果的に引き分けというのは前向きに考えたいとは思います。ただ、相手の最後の精度に助けられたところもありますし、チャンスをたくさん作れたわけではないですが、勝ち点3を取れた試合でもあったと思います。

 

■前半は押し込まれるなか耐え、後半に入ってからパスをつなげられるようになってからリズムを作れるようになり、菅本選手の投入後からより攻撃的な姿勢が顕著だったように見えたが、今日の試合の攻撃の狙いは?

(菊池監督):前半は相手の長いボールもありましたが、簡単にボールを失ってしまったこと、さらに相手の前線の運動量がある選手に入ったボールを奪えない、あるいはセカンドボールを拾えずにまた相手ボールになるという悪循環になってしまっていました。相手のポジションチェンジもあって前半は左サイド、後半は右サイドというようにサイドを変えて攻め込まれた状況でもあったので、後半はそこを修正することで、リズムができたと思います。

 

■ここ4試合負けなしの状況に貢献していた菅本(岳)選手の投入が今日は後半34分だった。その時間まで交代カードを切らなかった理由と、菅本選手との交代に林(勇介)選手を選択した意図は?

(菊池監督):交代のタイミングは相手の状況、相手の両サイドの守備のバランスが崩れていなかったこと、むしろこちらの中央のダブルボランチのところで、ボールロストする場面が多かったので、そういった理由から林選手を替える判断をしました。もっと早いタイミングもあったのですが、相手も交代枠を残していたので、そういった状況をふまえて残り15分くらいのところで、というのは考えていました。また、林選手もそうですが、岩渕(良太)選手も視野が広く、ボランチ2人を含めて他の選手も、周辺視野しか見えていなかったので、そういう意味では岩渕選手を中盤に下げるのが良いという判断をしました。ただ、前線の選手もボールが収まっていなかったわけではなかったので、決定的な場面を作ることをしつつ、右サイドを活性化させようという意図の交代でした。

 

■今日は失点はなかったが、得点もないなかで、次戦に向けてどこに重点を置いて準備をするか?

(菊池監督):昨シーズンからの”盛岡はショートパス”というのはどのチームにも印象があると思うのですが、そのつなぎの部分からのミスを減らすというのを開幕前から取り組んではいたのですが、序盤は改善されずにきて、全体での守備、相手の起点になるところへプレッシャーがかかっていなかったところを全員でポジショニングを修正している最中です。多少改善されたように感じますが、もっとできると思っているので、もっと強い守備、より相手のゴールに迫るシーンを作れるように取り組んでいきたいと思います。

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