【試合情報】明治安田生命盛岡支社PRESENTS2019明治安田生命J3リーグ第11節vsアスルクラロ沼津 菊池監督 会見コメント
2019年6月09日

<菊池監督コメント>

今日も多くの方にスタジアムへ足を運んで頂いて良い雰囲気で後押しして頂いたことを感謝しています。

ゲームの方は何とか勝利することが出来て良かったとは思いますが、内容は押し込まれる時間が長かったことと、前節に比べて決定的な場面は作れていたのに決めきれなかったことが試合を難しくしてしまった要因だと思いますので、以前からの課題ではありますが「少ないチャンスを確実にモノにする」ということはしっかりと改善できるように、次の試合(6/16(日)第12節vsヴァンラーレ八戸)に向けて準備していきます。

ただ、今日は本当にホームで勝てて良かったと思います。

 


<質疑応答>

■今シーズン初スタメンとなった2選手(櫛田一斗、菅本岳)を含めて前節から大きくメンバーを入れ替えて臨んだ試合だったと思うが、起用の意図を教えて欲しい。

(菊池監督):今シーズンはずっとそうですが、トレーニングの中でコンディションが良い選手を優先的に起用するという方針という点と、スタートではなくとも試合には絡んでいる選手ばかりだったので特に心配はしていませんでした。今日は沼津さん相手に良いゲームが出来たかなと思います。

 

■第2節以来の無失点での勝利となったが手応えはあるか?

(菊池監督):サッカーというスポーツで1-0で勝つというのは非常に難しいことなので、「いかにミスを減らせるか」ということを考えた時に粘り強く守備が出来たのは非常に良かったかなと思います。

 

■今シーズンの谷口選手はよりアグレッシブにプレーしている印象だが、そこについてはどうか?

(菊池監督):彼自身は与えられたタスクはこなしていたと思いますが、個人のプレーにフォーカスすると決定的な場面を何度か外していますし、そこをもっと突き詰めることが出来ればチームとしてもポジティブな要素になりますし、彼自身にも良い影響が表れると思います。

 

■今シーズンのJ3リーグは勝ち点差があまりない中での争いだが、今後の戦い方はどう考えているか?

(菊池監督):チームとして「勝ち点50」「一桁順位」という目標設定をしているので、一戦一戦大事に戦っていきたいと思います。ただ、リーグ全体を見た時にあまり大きな差はない中で「勝ち試合はしっかりと勝ちきる」というというのは非常に大事かなと思います。

 

■連敗中でかなり危機感を持って臨んだと思うが、選手にはどういった声をかけたか?

(菊池監督):成績に関しては良い時も悪い時も「前を向いてやろう」とは伝えていたので、前節も良くないシーンがほとんどでしたが、「もうちょっと」というシーンもあったので、連敗中ではありましたが、そこまでネガティブではありませんでした。

 

■久しぶりに吉田(直矢)選手がスタメン出場となったが、運動量、ボールの動かし方において非常に貢献度が高かったように見えたが、後半途中交代させたのはどういった理由か?

(菊池監督):コンディションが主な理由です。軽い怪我からトレーニングに復帰してからの今日の試合だったので、最後少し落ちてしまったかなと判断して替えました。その部分も試合前に想定して送り出しているので、彼が悪かったというわけではありません。

 

■木下(高彰)選手がフォアリベロ的な動きをしたり、深井(脩平)選手がオーバーラップするなど、ここ数節に比べて今日の試合ではチーム全体として相手に選択を迫るような能動的なプレーが多かったように思うが、意識的な植え付けをしたのか?

(菊池監督):トレーニングの中で伝えていることが少しずつ試合で出せるようになってきているのかなと思います。ただ、出来る試合、出来ない試合があってそこが結果に表れやすいので、技術的なミスを減らすというのは改善していかないといけないと思います。どこにスペースがあるか、立ち位置はどこにすべきか?という判断が出来ていない試合は総じて良くない試合で、そこに加えて技術的なミスが起こると勝ち点を挙げられない試合になっています。そこが噛み合っていかないとこちらの展開にはならないので、すり合わせの作業は引き続きしていきたいと思います。

 

■今日の勝利でJ通算50勝を達成したがその部分はどうか?

(菊池監督):50勝を挙げるタイミングで監督をやらせて頂いているのは非常に光栄ですし、ありがたいなと思いますが、私1人の功績ではなく、これまでこのチームに携わってきた方々のものだと思いますので、これからも勝利数を伸ばしていけるように頑張っていきたいと思います。

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