【試合情報】第68回岩手県サッカー選手権大会決勝vs富士クラブ2003 菊池監督 試合後コメント
2018年4月22日

■今日の試合を振り返ってどうか?

(菊池監督):前半は本当にやりたいことが出来ず、ものすごくボールが戻すシーンが多かったので、そこを少し改善して後半に臨みました。後半は早い時間帯で相手の入りの悪いところを突けたということもあって2点目を得られたのが良かったかなと思います。そこから3点目、4点目と立て続けに、間隔を開けずいい流れのところで取れたというところがポイントだったと思います。ただ、相手の流れの時に失点してしまうというところを改善していかないと次のリーグ戦の鹿児島にはきっちりやられてしまうと思うので、そこは修正していきたいと思います。

 

富士クラブ2003の印象はどうだったか?

(菊池監督):本当に上手な選手が多くて、少しポジショニングをミスしている所はありましたが、元気が良くて前に前に出てくる、すごく楽しみな選手達だなと思いました。

 

■後半、一気に流れを掴んだが変えた部分はどこか?

(菊池監督):中盤やFWにボールを入れてそこから2vs1の状況を作りにいくというところで、前半はそれが出来ず自陣に戻ってきていたり、ボールが出せないというところがあったので、ボールも動いて人も動いていくというところを改善ポイントとして後半に臨みました。

 

■リーグ戦含めて全試合で失点となっているが、その点についてどうか?

(菊池監督):点は取れるけど失点もするということに関しては、本当に出来る限り視点をゼロにしていかないと、僅差のゲームでも勝ちきれないと思うので、失点をゼロにするといういうこと、連勝する、さらには勝ち点3を積み上げていくということはすごく大事なことなので選手、スタッフで確認して次の試合の準備をしたいと思います。

 

 

■早い段階で交代カードを切ったが?

(菊池監督):鈴木選手と太田選手のそれぞれの良さは出ていたと思いますが、サイドの起点が出来ていなかったので、鈴木選手はスタミナがあって何度も何度も前に行くというプレースタイルですが、太田選手は前に動いて低い位置でボールを受けそこから起点になれるというところがあるので、そこで前半と後半のボールの出し方が変わったかなと思います。

 

■パスミスやパスカットが結構あったと思うが、試合を通じてどのように捉えているか?

(菊池監督):前半は特にワンタッチでボールが止まる場面がかなり多かったですが、後半に関してはそれがワンタッチで横にはたいたり、ワンタッチで前に出たり、1つ飛ばしたりというところが増えてきたのでその部分は良かったと思います。相手にとって分かりやすいパスを出してしまったというところは前半の課題だと思います。技術的なミスもあり、リスク管理も含めて危ないシーンがあったと思うのでそういった部分をしっかり振り返って次の試合に挑みたいです。

 

■今日の試合の収穫は?

(菊池監督):得点を多く取れたところです。特定の選手が多くを取るのではなく、複数の選手が点を取れたというところ、あとはフォワードの2人が点を取ったということが良かったと思います。

 

■先制ゴールは理想的な形だったと思うが?

(菊池監督):先制点は良かったですが、その後の藤沼選手のところで決定的なチャンスがあり、あれが決まるか決まらないかということがかなり大きいと思います。あれが決まっていればまた違ったゲーム展開にはなったと思いますし、リーグ戦でも同じようなチャンスがあって決めきれなかった、その後のチャンスでも決めきれなかったということがあるので、チャンスをしっかりとモノにできるということが、接戦をものにできるかどうかにつながると思います。

 

■天皇杯1回戦に向けて

(菊池監督):これから映像を見てからになりますが、相手は色々な戦い方ができるチームですし、部員数も日本でも多い方だと思います。ストロングを持った選手も複数いると思いますので気が抜けません。1発勝負の試合なので、リーグ戦とはまた違う試合への臨み方になると思います。大学生ですが良い選手が揃っていて、数々の有名選手が出ている大学ですので我々が挑むという気持ちで、また、天皇杯1回戦も岩手でできる試合ですので、何が何でも勝つというところをポイントにしてやっていきたいと思います。

 

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