【試合情報】黄金の國、いわて。プレゼンツ2017明治安田生命J3リーグ第33節vsセレッソ大阪U-23 菊池監督 会見コメント
2017年11月26日

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■菊池監督コメント

今日は選手たちが前半から意識して臨んでくれたことが良かったのと、シーズンを通じた課題である「ゴールに迫る」という部分も今日は多く作れたかなと思います。ただ、こちらもシーズンを通じた課題なのですが、「ゴールに迫る」ことができても、「ゴールを決める」ことができなければ接戦をモノにすることはできません。今日のゲームは特にそれを感じました。全体での共有として「このチームでできる最後の2試合」という意識で勝利を目指して戦ったのですが、残念ながら敗れてしまいました。

 


質疑応答

■前半は攻める時間が長かったが無得点。ゴールを奪えなかった具体的な原因は何だと考えているか?

(菊池監督):前半は相手がポジションを取って守備をするという感じだったので、我々が時間とスペースがあるなかでプレーさせられているような感じもありました。相手の間にボールを動かしながら攻めることはできていたのですが、さらにテンポを上げてパスを出して終わりではなく、出してもう一度加わっていくことができれば、チャンスはもっと作れると思います。精度を高めるというのは一瞬のものなので、チャンスの数を増やす方が精度を高めることにつながってくるのかなと思います。

 

■後半の出来については?

(菊池監督):失点シーンはセットプレー絡みによる3失点で、今シーズンはセットプレーからの失点が多い傾向にあるので、その部分が出てしまったのかなと。相手チームのほとんどの選手が質の高いキックを蹴れることで、精度の高いボールが入ってきたりやっちゃいけないファウル後の対応含めて、少し上手くいかない部分が多かったかなと思います。相手の得意なカウンターについては何度か危ない場面もありましたが、そこからの失点はなかったので、狙い通りではありましたが、セットプレーについては改善できるように取り組んでいきます。

 

■攻撃面の評価は?

(菊池監督):全員がゴールを目指すというの姿勢の表れが今日の2得点だったと思いますし、それ以外に入ってもおかしくないシーンもありました。相手のGKのセービングも良かったのですが、全員で取った2得点じゃないかなと思います。

 

■井上選手が負傷によって森選手が途中出場となったが、彼への評価は?

(菊池監督):森選手に関しては前節も途中で起用したのですが、運動量は期待通りで、左サイドを崩して後半もPKを獲得するなど、起用に応えてくれるプレーだったと思います。

 

■ここまで起用のなかったヤンファン選手を起用した意図は?

(菊池監督):ヤンに関してもチームに溶け込んで努力しているように見受けられましたし、出ている選手への刺激になると思い、さらにチームの一体感を生み出して欲しいという狙いを持って起用しました。

 

■すでに退団が発表されているキムホンヨン選手、井上選手、守田選手へ何かメッセージがあれば

(菊池監督):クラブとしての決定がなされた中ではありますが、選手としてまだまだ充分にできると思いますし、来シーズン以降もサッカー選手として続けていくと思うので、それぞれがしっかりとした目的、目標を持って頑張って欲しいと思います。

 

■次節でリーグ最終戦となるが、意気込みを聞かせて欲しい

(菊池監督):次の試合が来シーズンに向けて、また同じ東北を拠点に置く「東北ダービー」という意味でも負けられませんし、選手にも伝えますが、ベンチ入りした選手だけでなく全員の思いをのせた試合をお見せできればと思います。

 

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